犬びより

【行動で分かるパーセンテージ】あなたの柴犬、どれだけ心を許している?

2019/05/07

なかなか態度に表れない柴犬の心のうちは、本当に閉ざされているのか。いいえ、それは杞憂です。と断言まではできないが、でも接し方次第でどんどん心を許してくれる。もちろん、許せない場面だって、道半ばの微妙な行動だってある。それらを全部ひっくるめて、愛犬は心をどれだけ許しているのか、をみていきたい。
 

 

愛犬の心許してくれる度を知ろう

心を許す犬

心許している度50%
信頼感が揺らぐこともあり、自己主張もよく出る
信頼関係が確固なものとなる以前の段階。例えば日によっては許すと許さない時があるといった「ムラッ気」や散歩中に時折指示を聞かなくなるなど。今後も気を抜かず関係を良好にする努力が必要となる。

 
心許してる度80%
体のどの部分でも触らせてくれる
背中は触らせてくれるけど、脚はダメ、など大丈夫な場所とそうでない場所がある犬が多い。体のほぼあらゆる部分を触っても怒らなければ、心を相当許している。

 
心許している度100%
戦利品を奪えることがもっともレベルが高い
愛犬がくわえているもの、例えば大好きなオモチャやオヤツ。これを「ちょうだい」と言って飼い主が奪えれば、100%心を許していると言える。食べこぼしを拾ってあげられるというのもほぼ100%だ。

 

犬は人間関係を見て従う相手を決める

心を許す犬

犬は自分に対する家族の態度だけではなく、家族間の関係性をしっかり観察している。

それらを判断材料にして、この人には従うべきか、この人は扱いやすいタイプかを決めている。

家族の序列とほぼイコールになることが多く、普段の振る舞いや態度がかなり重要ということになる。

 

心許すQ&A

Q.物によって態度が変わるような気が……

A.オモチャに対するランク付けもある
例えば、Aというオモチャに対しては執着心が強く、絶対に離すことはないが、Bというオモチャだと「ちょうだい」と言えば素直に渡してくれるというパターン。

当然この場合、全幅の信頼を勝ち得ているとは言いがたい。ひとつのムラと言えるだろう。このオモチャだけは譲れない、とガンコになり飼い主の言うことも聞かない。

どんなオモチャに対しても、同じように「ちょうだい」を聞けるようになれば、一気にレベルアップなのだが……。

 
Q.家族よりも他人の方が信頼されてるかも……

A.人間同士の関係を観察した結果では
悲しい話ではある。では何故そのような状況になってしまったのか。それは、犬が人間同士の関係をよく見ているから、なのかも。

つまり、その犬にとってはその他人が、相当一目置くべき存在であったということになる。

そして、それと比較してしまうと家族の方が与し易いと判断したのではないだろうか。

 
Q.信頼関係を得るための最終目標はどこなのか

A.抱っこできるかどうかここが最上位の基準
少しずつ愛犬の信頼を得ているような気がする。聞いてくれる指示も多くなった。では、一応の最終目標は一体なんだろうか。

それは「抱っこさせてくれるかどうか」ということ。抱っこというのは体中を触り、犬の自由が利かなくなる。この体勢になってしまえば、犬は飼い主に対して『かなわないな』と思うことだろう。

なので、かなりハイレベルな信頼を得ないと抱っこさせてくれない。

もちろん、これまで抱っこしたことのない成犬をいきなり抱き上げるなんてのはもっての外。

外堀を埋めつつ信頼を増し、そして抱っこまで辿り着くことが大切。きっと道は険しいと思うができないことではない。

 

柴犬は信頼が崩れやすいタイプ

柴犬との信頼関係

柴犬は繊細な気質を持った子が多いため、他の犬種に比べれば心を許さないことが多い。また、一度信頼関係が築けたと思っても、崩れやすいタイプでもある。それでも以前に比べれば、心を許してくれる柴犬が多くなっている印象はある。

だが、一筋縄ではいかない部類の犬種であることは変わらない。

柴犬の場合、その人が一目置くべき相手かどうかを見極めていることがある。特に、自分が上に立ちたいという気持ちが強い子にその傾向が表れる。つまり人の方が値踏みされているというわけだ。心を許してもらうには、その関門はなかなか多く、結構頑丈であると言える。

飼いはじめの頃は、まだ変な習慣がついておらず、家族に対する情報も上下関係もない。そのため、この時期から信頼関係を作り上げていくことが理想。もちろん、成犬になってからでも信頼関係を築くことは可能だが、それなりの覚悟と苦労が生じる。

先にも述べたが、柴犬は信頼関係が崩れやすいタイプ。だから、一度作り上げた信頼を維持するためにも、努力を続けることが大切なのである。

 

心を開くために「理想の上司」になるべし

理想の飼い主

しつけでも日常生活での態度や接触する機会においても、愛犬に媚びたり言いなりにならないことが重要

常に愛犬に対してけじめのある態度を示していることが必要。このような飼い主に対して愛犬は、「引っぱってくれる人、安心できる人」という認識を持つようになる。ここでひとつの大きなベースが出来上がる。そうすることでトレーニングの環境も整ってくるわけだ。犬も自分の位置を明確に意識できる。

主導権は飼い主にあるということがはっきりすると、信頼感は増してくる。

世間で言われる『理想の上司』像というものがある。犬にとってもこれが飼い主さんの理想なのだ。一緒にいて頼りになる、その上楽しい、安心感もある。そんな飼い主であれば、犬は断然心を許してくれる。心を許してもらうという点だけではなく、人と犬との共生においても、とても大切なことと言える。

愛犬の「理想の上司」になれるよう、我々も日々努力が必要だ。

 
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Shi‐Ba vol.64『愛犬の行動で分かるパーセンテージ どれだけ心を許している?』より抜粋。
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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