犬びより

【室内トイレへの道!】愛犬が好むトイレの条件・設置場所、シートの選び方

2019/05/16

室内で排泄できるけれど、あちこちで排泄する犬や、設置したトイレトレーを避けて排泄する犬もいる。スペースを管理することが成功への早道のようだ。
 

 

室内の特定の場所で排泄することを教える

室内トイレのしつけ

室内で排泄するけど、設置されたトイレではしない、という悩みに効くのがスペースの管理!

室内トイレを教えるために、部屋中にトイレシートを敷いている飼い主さんがいるが、このような状態で犬は何を学ぶだろう? トイレシートの上で排泄することではなく、部屋のあちこちで排泄することを学習しているかもしれない。

飼い主さんが決めた場所で室内トイレを成功させるために、サークルを利用してトイレのスペースを明確にしよう。サークルは屋根がないタイプがいい。掃除がしやすいという利点があるからだ。

また、屋根があるサークルやケージ、クレートで教えると、囲われた狭い場所でしか排泄できなくなる場合もあるので避けよう。

サークルで過ごす犬は、室内フリーの犬に比べて生活スペースが狭い。サークルを汚したくない気持ちが、室内トイレの拒否につながるかもしれない。排泄するまでサークルから出さない方法もあるが、日本犬は限界まで我慢する傾向があるので避けた方が無難。犬の習性を利用した方が体に負担をかけずに教えられる。

犬が好む排泄場所だが、寝る位置より低く、食器から遠いところにトイレを設置しよう

 

裏技で成功率を上げよう!

室内トイレのしつけ

■ゴハンを利用
ゴハンの水分量を増やして排泄の回数を増やせば、室内トイレを教えるチャンスも増える。ドッグフードなら鶏ガラスープなどをかけて、手作り食ならリゾットやスープゴハンにして与えよう。水分を摂りすぎて体調をくずす心配はほとんどないが、心配な方は獣医師に相談しよう。
 
■マーキングを利用
よくマーキングをする犬におすすめの方法。他の犬のオシッコをトイレシートで吸収して自宅に持ち帰り、愛犬のトイレの場所に敷こう。他の犬のオシッコにマーキングをかけたくなる犬の習性を利用する。愛犬のオシッコでもOK。
 
■ベランダを利用
室内と屋外の中間のようなベランダもトレーニングに利用できる。『【室内トイレへの道!】日本犬を外ションから部屋ションに導くトレーニング』で紹介しているトレーニングでは、外→玄関前→玄関のたたき→上がりかまち→部屋、という順番だが、外→玄関前→ベランダ→部屋、という順番でも成功する可能性が高い。

 

トイレの立地条件

室内トイレのしつけ

室内トイレの成功が近づいてくると、設置場所に悩む方がいるかもしれない。サークルで過ごす犬は、上記で紹介したとおり。でも犬を室内フリーにしているご家庭はどこに置けばいいのだろうか?

まず犬の理想のトイレを考えよう。排泄中は無防備な姿勢になるので、犬もプライバシーを守れるような空間を好む

それから、好きな時に自由に行けて、くるくる回ったり動いたりできる余裕が必要。リビングやキッチン、廊下の隅が無難だろう。

人のトイレと並べて置くのもいい方法だが、犬が自由に行けるようにドアは開けておくこと。

もし犬が自由に行くことができない場所にトイレを置きたい時は、室内トイレの失敗がなくなって完全に定着してからにしよう。

室内トイレの習慣がついていれば、排泄したくなった時にアピールをするので、それを見逃さないように気をつけることが大切。

 

トレーとシートを選ぶ

室内トイレのしつけ

トレーニング中は、スーパーワイドサイズ(90 ㎝×60㎝)のトイレシートとトイレトレー、人工芝を使った方が成功しやすい

また、トレーは室内トイレの範囲がわかりやすい形状で、入り口と上部以外が覆われている囲い付きタイプが良い。しかし、中型犬以上のサイズは少ないので、段ボールなどで囲ってもいい。周囲が少し盛り上がったフラットタイプもおすすめ。

足を上げる犬には囲い付きとL字タイプがよい。ただし、L字はトレーがない方に向かって排泄する場合もあるので、囲い付きが無難。

トイレシートは大きさが大切。犬の体長(鼻先からシッポ)より長いものを選ぼう。柴犬ならワイドサイズが理想。

 

若い方が学習は早い

室内トイレのしつけ

部屋ションの成功には年齢も関係する。成犬よりも子犬の方が成功しやすい

子犬は外トイレへのこだわりがなく、排泄の間隔も短くて回数が多いから教える機会も多い。最初にサークルにトイレを設置しておき、排泄の前触れが出たら(もしくは排泄するタイミングで)、トイレに連れて行くと早く学習する。子犬の頃は室内で排泄できたのに、成犬になったら外トイレのみになってしまった……ということがないように、子犬の頃の成功を継続させて、部屋ションを習慣にするように心がけよう。

老犬になると性格が頑固になってくるので、外トイレのみだった習慣を変えることを嫌がる。成犬より難しくなるが、上手に教えてあげればできるようになる。

 

我慢が病気につながるオシッコを重視する

室内トイレのしつけ

本特集ではオシッコについて紹介してきた。でも、もうひとつの排泄物、ウンチを忘れちゃいけない!

ウンチはオシッコに比べてハードルがとても高い。まず、1日1~2回なので教える機会が少ない。ウンチとオシッコの号令を分けて教えていても、犬は『排泄の号令』として認識しているので出したい方を排泄する。

また、ウンチは少し運動した方が排泄しやすという生理的な問題も。

しかし、老犬になればウンチは自然に出てくるケースが多いので、我慢が病気につながるオシッコを重視しよう

以上。成功への道筋は見えただろうか? 日本犬を部屋ションの覇者に導くために、一緒にがんばろう!

 
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Shi‐Ba vol.63『「人工芝」で日本犬を外ションから部屋ションに導く! 室内トイレへの道』より抜粋。
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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