犬びより

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実はあなたより仕事をしているかも?柴犬の給料を計算すると・・・

2018/06/04

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「専業主婦の労働を年収換算すると、実は1000万円以上に達する」という内容の記事が以前、ネットで話題になった。実際、365日休みなく行う家事や、思い通りにならない子供の世話などは大変骨の折れるもので、お金にすると高額になるという意見にも納得だ。
それならば犬についてはどうだろう。当然のことながらお金は稼いでくれないが、365日、飼い主に癒しや楽しみをくれて、周囲の人とのコミュニケーションにも一役買ってくれる犬の働きって、お金に換算したら結構高額なのかも? と思わないだろうか。

今、あなたのかたわらで呑気に過ごしている愛犬も、実質は年収1000万円プレイヤーだったりするかも。早速犬たちの働きぶりをチェックしてみよう。
 

犬のお仕事図鑑

※時給は編集部調べです

インストラクター


時給1500円
フィットネスジムやスポーツ教室などで、体の動かし方を指導し、健康に導いてくれるスポーツインストラクター。愛犬と暮らし始めたことにより「散歩をするようになって風邪をひかなくなった」「一緒に走り回るので体が引き締まった」などという意見はよく聞くが、その場合、愛犬はスポーツインストラクターの役割を果たしているといえるだろう。
 

グラビアアイドル


時給2000円
写メや動画の撮影にポーズで応える。愛犬のかわいいポーズや面白いポーズを写メで撮ったり、動画を回してLINEで送ったり……飼い犬ならみんな当たり前にやられているそれは、立派なグラビアアイドルの仕事かもしれない。上の時給はアマチュアカメラマンを相手にした撮影会のものだが、誰もが知る売れっ子アイドルになると2時間程度の撮影で50万円を稼ぎ出すという噂も!

警備員


時給1150円
24時間体勢で家を見守り、空き巣や不審者の侵入、押し売りの来訪など万が一の時には迅速に駆けつけてくれる警備員のサービス。愛犬が物音や来客に吠えるタイプなら、この仕事を果たしているといっていいだろう。あるいは犬を飼うこと自体が防犯になっているかもしれない。実際、犬のステッカーが貼ってある家は空き巣が避けるといわれている。

カウンセラー


時給2500円
飼い主の一方的な話を受け止める仕事。飼い主の一方的な話や愚痴を、澄んだ瞳で見つめながらだまって聞いてくれる犬たち。人間のように相手の話をさえぎったりせずに、ただただヒアリングの姿勢でいる犬は、究極の聞き上手だといえる。実際、愛犬に悩みを打ち明けているうちに気分がすっきりしたという人は多いはず。この場合、愛犬はカウンセラーとしての役割を果たしている。

寝具


時給400円
就寝時や昼寝時に柴犬を枕にしたり、抱き枕として活用している場合、柴犬は寝具として働いていると言えるだろう。レンタル布団1組につき、1泊で3200円程度の料金がかかるので、一晩8時間として時給換算すればこの金額に。リーズナブルだが、気持ちいいからといってうっかり寝すぎると、延滞料をとられるかもしれない。

防虫・駆虫サービス


時給1200円
飛んでいる蚊やハエをカプッと捕獲したり、トカゲをキャッチしたりする愛犬に「気持ち悪いから近づくな!」などと叱ったりしていないだろうか。一瞬引く気持ちはわかるが、冷静に考えればその犬は家の中や周囲の虫などを退治&追い払ってくれているので、防虫・駆虫サービスに従事しているといえよう。ただしハチに刺されないように注意が必要かも。
 

私の愛犬年収高すぎ……

でもちょっと待って!犬にかかる経費は、社会保険料や税金として徴収可能!?
犬たちがそこそこ、あるいはかなり稼いでいることがわかり「もしかして私より高収入……?」と焦り出した飼い主も少なくないのではないだろうか。だが年収だけを見て卑屈になることはない。自分の給料について振り返ってみよう。稼いだ給料から、毎月社会保険料や税金が引かれているはずだ。これらのお金は生活に必要な経費として差し引かれているもの。
ならば飼い主が犬にかけた費用は犬の収入から天引きしても良いのではないだろうか。
例えばある家庭では月の食費&オヤツ費に2万円近く、シャンプーに月5000円かかっている。また数百万円の車は愛犬のために買われたものだ。別の家庭ではは食費、医療費などで年間10万円近くかかっている。樋口ジェリーに至っては、ジェリーのために引っ越しを決めたこともあり、全体の引っ越し費用からジェリーの分だけを計算しても1000万円かかっている。
経費と犬の年収を差し引きすると、案外支払うお金はマイナスに……なんてことも?

犬の労働力に感謝しながら


より愛情を注ぐきっかけにの年収をチェックしてみたことで、犬の労働力をあらためて見せつけられた。私たちは日々、犬に愛情や経費をかけているが、犬が私たちに与えてくれる喜び、楽しみの大きさも再認識できたのではないだろうか。
愛犬が抜け毛を散らかせば掃除のきっかけになるとか、ハードな散歩も飼い主の健康管理に役立っているなど、普段はうとましく思いがちな犬がらみの事柄も、無理矢理お金に換算してみることで、意外とメリットが大きいことを確認することができた。
この思考回路を習慣にすれば、犬にイラッとする事柄に対しても、前向きにおだやかにとらえることができ、結果双方の関係はより親密なものになっていくのではないかと思う。
給料のやりとりが人間社会だけに存在するように、人間の場合は相手を喜ばせたり世話をすれば、何かと見返りや報酬を求めてしまうもの。
だが犬たちは偉ぶるでもなく、文句も言わず、見返りも求めずに(オヤツは期待しますが……)、飼い主を喜ばせながら生きている。それを考えると、今まで片手間にやっていたボール遊びや、ちょっと面倒に思っていた散歩の時間にも、あらためて「ありがたい」という気持ちで取り組むことができそうだ。そんな気持ちを大切にしつつ、これからも犬に精一杯の愛情を注ぎ、一緒の時間をお互いに楽しみながら、毎日を過ごしていきたいものである

Shi‐Ba vol.78 『実は結構稼いでる!?柴犬の給料を計算する』より