犬びより

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【日本犬アーカイブ】車酔いしていた犬は今…。今と昔、乗り物の変化を比べてみた

2018/07/27

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洋犬に比べると乗り物が苦手なイメージが強い日本犬。でも、最近では家族とドライブしたり、キャンピングカーに乗って旅行したり、中にはバイクのサイドカーに乗るなんて方々も。昔の日本犬はどうだったか、今回も勝手に考察だっ!

 

乗り物の今と昔を比較

運動のために昔はバイクで引っ張られていた

1枚目は10年前の写真。実家の父も昭和40年代にはこうやって犬を散歩させていた。
2枚目は4年前に取材したバイクのサイドカーに乗る方々。埃が目に入るからゴーグル持参だった。

 
車に乗るときは段ボールも落ち着くよね

犬用のシートベルトとか軽量のケージやキャリーがない時代は、ダンボールの中が指定だった。
2枚目は昔に比べてかなり軽量化したケージ。

 
今どきの犬は自分の席をしっかり確保!

約10年前に取材した方々は軽トラの荷台に乗っていた。最近お会いした方は軽トラの助手席から顔を出しておられたよ。
 
柴といえば乗り物酔い。グエエ~


『俺は水飲もうとしているだけ。』
車酔いしない日本犬が増えたとはいえ、洋犬に比べてまだまだ「酔っ払い犬」は多い…。

 

乗り物に乗る機会が増えたのは存在感が増した証!?

最近の車には犬仕様の快適なものも増えたし、SAで車を止めれば多くの洋犬に混ざり、ドライブ中の休憩を楽しむ日本犬の姿も見られるようになった。車の窓から風を感じている者、バイクのサイドカーに乗る者、自転車のカゴに乗る者、キャリーバッグやクレート、カートに入って、バスや電車で移動する者、休日は飼い主とカヌーやヨットに乗る者など、乗り物に乗って飼い主と出かけたり、レジャーを満喫する日本犬がいるのは、当たり前の風景になりつつある。

さて、今では「近所を歩くだけの散歩は嫌がるのに、車に乗ってお気に入りの広い公園に行き、たっぷり遊んで帰りは車の中で爆睡」なんて、ちゃっかりタイプの車好きな犬もよく見かけるが、犬が家族と一緒に気軽に車に乗るようになったのはいつ頃からだろうか。

自分の記憶と推測の域を出ないが、昭和50年代後半あたりからではないだろうか。国民の所得がさらに増え、バブルを目前に控えたこの時期。暮らしに余裕が出たことで、車を持つことが誰にでも可能になったことも影響しているのだろう。そしてそんな豊かな生活の中、核家族化も手伝い、犬を家族の一員として迎え、まるで幼い末っ子や孫のように接することが増えたからではないか。犬の家庭内での立ち位置や待遇、そして日本の経済事情って密接な関わりがあるのかもしれない。

 
Shi‐Ba vol.95『日本犬アーカイブ 日本犬と乗り物編~その1~』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。