犬びより

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【柴犬フリスビー超入門編】ディスク好きにさせるコツと練習方法は?

2018/12/20

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「ディスクドッグは1日にしてならず」犬が若ければ若いほど、ディスクを好きになったり、今までの失敗をやり直すチャンスがある。飼い主の根気と「犬に楽しんでもらう」という気持ちを大切にし、フリスビーに挑戦しよう。
 

柴犬にディスクを好きになってもらう

最初の段階では、人がディスクを投げたり、犬がキャッチする以前に、犬のディスクへの興味が強いか弱いかが重要なポイントになる。オヤツ、オモチャ、ほめられる、飼い主と遊ぶ……。犬の好きなものや優先順位も各犬それぞれ。これらを上手に使い、ディスクが魅力的な楽しいもの、と犬が感じるように飼い主が誘導していくことが第一段階なのだ。

1.室内で「おいしいディスク」体験をしてみよう!
練習の時にだけ、愛犬の好きな味の塗るタイプのオヤツを用意。

2.フリスビーにオヤツを塗る

使いたいフリスビーにオヤツを塗る。「おいしいディスク」一丁上がり!

3.興味を持った犬に舐めさせる
犬が寄ってきたら、ディスクを舐めさせてあげよう。

4.途中でディスクを隠してみる

舐めている途中でわざとディスクを裏返したり隠したりしてみよう。

5.欲求不満の状態をあえてつくる
焦らして「それちょうだい! もっとやりたい」という気持ちを引き出す。

6.犬が飽きない程度に焦らす

ディスクを欲しそうにしたら、かじらせ、またちょっと焦らすを繰り返す。

7.ディスクでゴハンもいいね
器代わりにディスクを使ってゴハンを食べるのも手。

8.ディスクで遊んでみよう

慣れてきたら、犬が怖がらないように、ディスクで一緒に遊んでみよう。

×最初の頃はオヤツと交換しない
オヤツを使ってディスクを口から放させると、フリスビーの魅力が下がることも

 

こんなことに気をつけよう

■足もとには細心の注意を
フリスビーの練習は芝生がベスト。アスファルトは着地の際に足に負担がかかるのでNG。また、砂利は肉球の間に小石が入り着地の時に痛みを感じて犬が飛ぶのを嫌がったり、目や口に砂が入ることも。他の犬や子供が苦手なら貸切ドッグランで楽しく集中して練習しよう。

■2mくらいの長さのリードで
ロングリードは足に絡まりやすいので初心者は2mぐらいの長さのリードがオススメ。

■ノラないときはやらない
気分をノセながら、犬に楽しんでもらうことが大切。飼い主が満足するまで練習するのではなく、あくまでも犬のペースで。

■休憩は5分程度で
練習時には必ず犬も人もこまめに休憩しよう。飼い主の「投げ練」もやりすぎて肩を壊す人がいるらしいから注意すべし。

 

ディスクの持ち方・投げ方

高く投げすぎると犬がディスクを見失うし、犬の予想外の方向に投げても犬が追いつけず嫌になってしまう。最初から上手に投げられる人なんていないもの。「俺が取れる所にちゃんと投げろよ~」と愛犬に舌打ちされないよう、まず飼い主が投げの練習をみっちり行うことがとても大切。

【持ち方】




親指はディスクの表に、他の指でディスクの裏側を握り込むように。やりがちだが、人差し指は縁にかけないこと

【投げ方】
初心者なので、遠投を意識せずまずは「2~3m先に投げる感覚」で水平にまっすぐ投げる練習をしよう。イメージとしては「犬の頭上をディスクが通過し、犬の前方の視界にディスクが入る」感じで。2~3m飛べばいいので手首のスナップはきかせなくてOK。

 

いよいよ実践!

Step1.転がしたディスクをキャッチしてもらう
外でディスクを使って愛犬と最初に行う練習は、意外にも投げるのではなく転がす方法。最初は1~2mの短い距離でディスクを立てて転がし、転がっている途中のディスクを犬がカプッとくわえることができるようになったら、3m、5mと距離を伸ばしていこう。

1.肘を下に向けゆっくりと

愛犬はディスクを持っている手とは反対側にスタンバイ。人は肘を下に向けて投げる準備

2.最初は優しく転がそう

まずは1~2m位転がるような力加減で。ディスクが立っている間に犬がくわえたらOK。

3.倒れたらまず飼い主が拾う
ディスクが倒れたら飼い主は素早く回収。立っているディスクを確実に取れるまで練習を。

×倒れたディスクは拾わせない習慣を
ディスクが倒れてから犬が拾うのを覚えてしまうと、空中でキャッチしな

 
Step2.空中に軽く浮かせたディスクをキャッチしてもらう
落ちてから拾ったり、落ちるのを待って拾う犬もいるが、ここでは「空中でキャッチできなかったらディスクはもらえない」ということを教える。

1.ふんわり浮くように投げる

ディスクが顔に当たって嫌にならないよう、優しくふんわり浮かすようにディスクを投げる。

2.もしもキャッチできなければ
ディスクを空中でキャッチできなければ、飼い主が先に回収し、犬に先に拾わせないように。

3.徐々に距離を伸ばしてみる
最初の段階は1~2mの短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていこう。

4.ディスクを放すことを教える
キャッチできるようになればオヤツと交換してもOK。ディスクを口から放すことを教える。

 
Step3.2~3m先に投げたディスクをキャッチしてもらう
ジャンプしてディスクを取るか、自分の取りやすい場所にディスクが来るのを待って取るのか、取り方は犬それぞれ。ちなみに競技の時は、ジャンプしてキャッチした方がポイントが高いそう。うまくできないからと、飼い主が躍起になって犬ができるまでやらせ続けるのではなく、飼い主が気持ちを切り替えたり、犬のモチベーションを上手にアップさせたり、こまめに休憩を挟んだりして、犬も飼い主も楽しく行おう。

1.呼吸を整え集中力を高める
飼い主が右利きなら犬は左にスタンバイ。投げる前に呼吸を整え、お互いの集中力を高めよう。

2.風の具合も考慮する
強風だとディスクは遠くへ飛ぶもの。初心者はやや向かい風の時だと距離が出なくて良い。

3.ゆっくり水平を意識して

愛犬の走る速度を考えながら、最初のうちはスローな速度で投げてあげよう。

4.まっすぐになげる。

ディスクが犬の頭上を通るようまっすぐ投げる。5m以上投げるときはスナップをきかせると良い。

【重要】ディスクが視界に入るよう投げよう
最初は犬がディスクを見失わないように投げてあげることも大切。犬のやる気を落とさないようにしたい。

5.成功率が上がったら距離を伸ばす
2~3mの距離で確実に空中でキャッチできるようになったら、徐々に距離を伸ばしていく。

6.犬が飽きる前にやめるのもコツ
キャッチしたディスクを持ってきて放すまでを繰り返す。上手にできたら褒め、犬が飽きる前に休憩する。

 

フリスビーを始めたら定期的に歯のチェックを

日々の運動不足を解消するというよりは、犬との絆を強く感じることができるのがフリスビーの良い所。飼い主との共通の作業が増えるのは、しつけの上でも重要なポイントになる。

ただ、やはり気をつけたいのはディスクを始めてからの犬の健康状態。意外にもディスクはガツッと強く噛む犬より、そっと音が出ないように噛む(ソフトマウス)犬のほうが、噛んだ後に口の中でディスクが回るので、歯が削れることが多いらしい。

ディスクを楽しむようになったら、定期的にかかりつけの獣医師に歯のチェックをしてもらう方がいいだろう

 
 
関連記事:【柴犬フリスビー超入門編】できない理由を知ればディスクドッグも夢じゃない!
 
 
Shi‐Ba vol.88『できない やらない あきちゃう 理由を知ればディスクドッグも夢じゃないっ!?柴犬フリスビー超入門編』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。