犬びより

日本犬、コーギー、チワワ、ダックス、プードル、鼻ペチャ犬のためのwebマガジン

飼い主不在!その時愛犬は・・・?柴犬が起こすありがち行動の理由

2018/06/24

facebookでシェア ツイートする LINEで送る

本紙読者犬のエピソードによれば、飼い主がいるときとないときでは愛犬の様子が違うらしい。特定の家族や来客の存在も影響するようだ。犬にとっては人はどのような存在なのか。
 

ありがち行動の理由

行動編
特定の家族がいる時といない時を比べると、その人に対する犬の思いがわかる。必ずしもプラスの意味とは限らないので注意が必要だ。

行動1.妻がいるとオヤツを催促
犬は催促に応えてくれる人を狙ってアピールをする。やめさせたい場合は応えずに無視で対処。

行動2.子供が留守の時に甘える
いつもは年上らしく甘えるのを我慢しているいい子、と思いがちだが、単に子供が好きではないことも考えられる。気がかりなことがある場合は、専門家への相談をおすすめ。

行動3.父が好きで他の家族は眼中にないかも
父親以外の方は、犬と接する時間が少ないのかもしれない。父親がいなければ散歩に行かないなど、思い入れが強くなりすぎると心配。家族全員で散歩や世話を分担して、犬と接する時間を増やした方がよさそう。

行動4.妻がいない時にはピイピイ鳴く
母親に対して分離不安の傾向が見られる。家でも外でも知らない場所でも同じ場合は、他のご家族と接する時間を増やそう。

その他
日本犬は排他的な傾向があるので、飼い主以外の人に一線を引いた態度をとりがち。また、場所によって行動が変わることもあるようだ。

行動1.動物病院で家族がつき添っている時だけ獣医師に威嚇
飼い主がいる時に強気になる犬は多い。飼い主の緊張感を感じて、攻撃的な気持ちになっていることも。動物病院では診察の状況によって、飼い主に待合室への移動をお願いすることもあるようだ。

行動2.抱っこが苦手なのに動物病院では素直に抱っこされている
抱っこは好きではないけれど、飼い主に守られたいという気持ちで、密着していることが考えられる。親しい相手に触れて不安を解消したい気持ちもありそう。

行動3.訓練士と遊んでいる時は家族を無視
飼い主が不在でも楽しめる犬なら、すばらしく安定している。日本犬は排他的なタイプなので、いろいろな人と接して、人は怖くないという経験を積んでおくことが大切。

行動4.トリミングサロンでずっとスタッフにオテをしている
人にいちばんウケるとっておきの技がオテなのだろう。飼い主がいない状況で、身近にいる人の気を惹くために、繰り返していると考えられる。
 

柴犬の行動変化の傾向と対策とは?


来客を歓迎した後も隣にいる
他者に対していい印象を持っていて、他者からもいいことをされてきたタイプ。人への社会化ができている。

来客を歓迎してすぐ我に返る
過剰な反応をしない落ち着いたタイプ。他者をすぐに受け入れられる。人への社会化ができている。

来客に吠える・隠れる
警戒心が強めで過剰な反応をしやすいタイプ。人への社会化が不足しているので、少しずつ慣れる練習が必要。

来客がいる間ずっと興奮している
日常的に興奮しやすく、過剰な反応をするタイプ。日本犬には少ない。落ち着くためのクールダウンの練習が必要。

 

しつけへの利用方法

飼い主が報酬になってる場合
強気の吠え、要求吠え、甘噛みをする犬は、飼い主がその場にいることが報酬になっている。強気な吠えや要求吠えをやめさせたい場合は吠えた瞬間、甘噛みは噛んだ瞬間に報酬をなくす(飼い主が立ち去る)。外なら犬を係留して少し離れて無視。家なら部屋から出て無視。その後、吠えが止んだ瞬間に報酬を与える(飼い主が戻る)。いずれも周囲の安全を確認してから行おう。係留やひとりの状況に慣れていない犬は、専門家に相談しよう。

飼い主が報酬になっていない場合
ごみ箱あさりや盗み食いなどのイタズラは、イタズラ自体が報酬になっていて、飼い主は関係ない。イタズラを発見した時に立ち去っても無駄。むしろ「怒る人がいなくなってラッキー! イタズラの続きをしよう♪」と思われる。飼い主が報酬になっていない場合の困りごとをやめさせたい時は、しつけよりも生活管理で対処を。ごみ箱はふたつきに変える、高い位置に置く。盗み食いは食べ物から目を離さない、目を離す時には片づける。

 

犬はリードや深呼吸から飼い主の意図を読み取れる


驚いたことに、リードを通して犬に飼い主の気持ちが伝わることがあるという。まるで第六感である。

愛犬が他の人や犬に吠えた時に、リードを引っ張っている方を見かけますが、対処法としてはNG。飼い主さんの緊張や不安がリードを通して伝わり、犬の緊張感が増幅する。飼い主さんの存在が犬に影響しないよう、リードはたるませた方がいい。ただし、トラブルになりそうな時は引きずってでもすぐに立ち去ろう。

また、人も犬も緊張した時には呼吸が浅くなりがち。飼い主さんが深呼吸をすれば、犬にリラックスの意図を伝えられる。
犬はいろいろな感覚で飼い主の存在を意識している。愛犬の謎の行動は、あなたの存在が関係しているかも!
 
柴犬の謎行動をもっと知りたい方はコチラ!
https://inubiyori.jp/article/2543/
 
Shi‐Ba vol.73『あなたがいる時、いない時に見せる謎の行動 飼い主不在!その時、愛犬は?』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。