犬びより

大切なのは「マテ」と「オテ」?犬の専門家が語る役者に向いている犬の特徴とは

2019/03/15

柴犬を連れたおっさんたちがだらだらとしゃべるドラマ「柴公園」が現在絶賛放送中だが、このドラマが面白いのは、出演者や脚本だけではなく、出演者が連れている俳優犬たちの存在が大きい。この作品のなかで彼らは、なくてはならない重要な役割を果たしている。

本作ではたくさんの犬が登場しているが、近年、ドラマや映画、バラエティ番組や広告などに起用される動物タレントが増えている。

最近では、Y!モバイルのCMに“ふてニャン”役で出演している春馬くんやソフトバンクのCM白戸家で“お父さん”役を演じたカイくんなどが記憶に新しい。

犬の飼い主なら「タレント犬に挑戦させたい!」と少なからず思ったことがあるのではないだろうか。

そんな読者のために、これまで多くの映画やドラマでキャスティングやトレーナーを手掛け、ドラマと映画を通して「柴公園」の制作にも携わっているZOO動物プロの北村まゆみ氏に、お話を伺った。

役者に向いている犬の特徴について聞くと、「大切なのは、“マテ”と“オイデ”ができること」と北村氏は言う。

「犬たちがいいお芝居ができるかは、撮影に順応していく過程で垣間見えてくることが多いです。犬に演技をさせるというよりも、キャストやスタッフの皆さんとのコミュニケーションを取っていく中で犬たちを安心させるということが大事で、それがお芝居につながるのだと思っています。」

さらに、犬の個性は関係してきますか?という問いには、

「やはり人懐こさも必要です。また、撮影では大きなカメラが向けられますので、普段から記念撮影レベルでもカメラを向けられた経験があるワンちゃんは、現場でも動じない可能性はあります。」

……と、話してくれた。

また、タレント犬になるためには犬たちだけではなく飼い主側にも求められる点が多い部分があるようだ。

「ドラマや映画の場合は長期間他人に委ねるということになりますので、飼い主さんにとっては凄く勇気がいることだと思います。この子のために、そして作品ために役立つならと、ご理解頂き預けて下さるかというところも大きなポイントです。」

最後に『柴公園』でメイン犬を務める3匹の柴犬については、以下のように語ってくれた。

「あたるは、3匹の中で一番年上ですが、甘えん坊でヤキモチ妬きです。じっちゃんは、初めての撮影でしたが成長が凄い。学習能力が高い子です。さちこはクールビューティー。芯がしっかりしていて人の心を掴むのが上手。オヤツを貰っては愛想をふりまきます(笑)」

『柴公園』では個性豊かな犬たちの芝居にも是非注目して頂きたい。

ドラマ版「柴公園」はテレビ神奈川、仙台放送、TOKYO MX、とちテレ、群馬テレビ、テレ玉、チバテレ、KBS京都、サンテレビ、BS12 トゥエルビ、メ~テレ、日本海テレビほかで放送中。

また、ドラマ1話から5話を収録しているDVDも3月2日よりレンタルが開始されている。

映画版は6月14日に全国で公開される。
 

【北村まゆみのプロフィール】
北村まゆみ

専門学校を卒業後、オールペットを扱う「ZOO JAPAN」に入社し、ペットコーディネーターとして幅広く活躍中。

その後、「TVチャンピオン」の第1回犬通選手権で優勝。動物トレーナーとしてのキャリアも豊富で、『ネコナデ』(08年)以降のAMGエンタテインメントの動物シリーズを全て担当している。近年は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、ドラマ「猫侍」「相棒」、映画『旅猫リポート』『三月のライオン』などを手掛ける。

また、「マツコの知らない世界」「クロスロード」などテレビ出演もたえず注目を集める。

 
【ドラマ放送局】
2019年1月より、 テレビ神奈川、仙台放送、TOKYO MX、TOKYO MX2、とちテレ、 群馬テレビ、テレ玉、チバテレ、KBS京都、サンテレビ、BS12 トゥエルビ、メ~テレ、日本海テレビ にて放送中。
 
公式サイト:https://shiba-park.com/
公式Twitter:https://twitter.com/shiba_park_
公式Instagram:https://www.instagram.com/shiba_park_/
 
(C)2019「柴公園」製作委員会

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