「犬連れOK」の陶芸体験施設は、ただ入館できるだけでなく、愛犬と一緒に作品を作ることもできてしまう。そんな楽しい陶芸体験ができる施設を2つ紹介していこう。きっと楽しい旅の思い出も作れるぞ!
伊豆高原で思い出のプレート作りを
愛犬と一緒に旅行へ出かけたときに「犬連れOK」という施設を探すは、意外と難しいもの。もし見つけたとしても、施設内に入れるというだけで、おとなしく座らせておくことが基本だったりする。
もちろん施設に入れるだけでも飼い主としてはうれしいのだが、もっと愛犬と一緒に楽しめる施設があったらいいな、と思うことはないだろうか? そんな人におすすめしたいのが、愛犬と楽しめる陶芸体験だ。
静岡県の伊豆高原にある「陶芸体験 八幡野窯」では、愛犬の足形入り陶器プレートを作ることができる。
まず自由な形に粘土を伸ばしてプレートを作り、そこに愛犬の足を押し付ける。そして文字を書き込んだり、色付けをしたりして焼き上げれば、世界にひとつだけのプレートのできあがりだ。
毎年出かけて愛犬の足形をとれば、思い出とともに成長も残せるプレートになること間違いなし。
ハンコのように足形を付ける「らくやきコース」
東京都の古刹・深大寺周辺にも、愛犬と一緒に陶芸体験できる施設「むさし野 深大寺窯」がある。この施設では、当日20分で焼きあがる「らくやきコース」、約1カ月後に完成する「手びねりコース」の2コースから選べる。
「らくやきコース」は、まずお皿や陶板などから好きな生地を選ぶ。そして、愛犬の足の裏に絵の具を塗ってハンコのようにペタリ。これを焼きあげれば、愛犬の足跡が付いた作品のできあがり! おとなしいワンちゃんであれば、マグカップに足形を付けることも可能だ。
なかには絵の具を塗られるのが嫌いなコ、足跡を付けるときに暴れてしまうコもいるので、愛犬がどんなタイプなのかを知っておく必要があるかもしれない。また、足裏の毛が短いほうが足跡をキレイに付けられるので、毛足の長い犬種の場合は、お手入れがてら切っておこう。
完成した作品は20分ほどで焼きあがるので、当日持ち帰ることができる。17時までに受け取りに戻ればいいので、焼きあがるまで深大寺周辺をのんびり散歩するのもいいかもしれない。
「手びねりコース」で本格的に楽しもう
もうひとつのコース「手びねりコース」は、300gの粘土を使ってお皿などを作り、そこに愛犬の足を押し付けて足形を付ける。これにスタッフが色釉(いろぐすり)を塗り、焼きあげれば完成だ。作品は1カ月後に取りに来てもいいし、発送してもらってもOK。
ちなみに、愛犬の爪は短いほうがキレイな足形が付けられるので、出かける前に爪のお手入れをしておこう。
陶芸は経験がないので自信がないという人でも、スタッフがていねいに教えてくれるので安心。「むさし野・深大寺窯」の手びねりコースの場合は、スタッフに声をかければ代わりに作ってもらうことも可能だ。
気軽に立ち寄って、愛犬と一緒に旅の思い出作りを楽しんでみよう。
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●アクティビティジャパン