犬びより

年末年始の誤飲、誤食は命取り! 食べてはいけない食材・食品ミニ図鑑

2019/12/22

今年も年末年始がやってきた。食いしん坊のダックスにとって、誤飲・誤食トラブルが増える時期だ。特に気をつけたい食べ物について解説。
 

 

年末に気をつけたい食べ物

肉やケーキなど、年末はごちそうのオンパレード。消化が悪くて胃に負担がかかったり、骨や串が刺さって危険な料理もあるので要注意!

鶏肉(骨付き)
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

骨が刺さる危険あり!
手羽先、手羽元、鶏もも肉など、過熱された鶏肉は犬が骨を噛んだ時にパキッと折れやすくなる。その折れた骨を飲んだ時、体内で刺さってしまう可能性があり、とても危険だ。

 
スペアリブ
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

軟骨が食道に詰まる可能性が!
スペアリブなど、骨付きの肉は要注意。噛んでいるうちに軟骨が外れて、食道と胃の間の噴門に詰まることがある。食道に詰まると、取り出すのが非常にやっかいだ。

 
ケーキ
危険度★
犬が食べてはいけない食材
食べ過ぎは体によくない
ケーキの上の飾りを食べてしまうなど、異物を食べなければ大きな問題にはなりにくい。ただし、食べ過ぎてしまうと、吐いたり下痢をする可能性があるので注意。

 
フライドチキン
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

便秘や胃腸障害の原因に
鶏肉の骨は噛んだ時に鋭く折れやすく危険。また、フライドチキンの種類によっては、骨がもろく、犬が噛み砕いて食べることもある。そうすると吐いたり、胃への負担が増える結果に。骨は腸で消化吸収
されないため、通過障害や便秘の原因となることも。

 
焼き鳥
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

串付きの焼き鳥は要注意!
串が刺さったままの状態で犬が丸飲みすると、お腹の中で刺さってしまう危険がある。また、焼き鳥は味付けも濃いので愛犬の健康を考えるなら、与えないようにしたい。

 
お寿司
危険度★

犬が食べてはいけない食材

消化の悪いネタやワサビに注意
お寿司の中でも、タコやイカ、エビなどは消化が悪いので与えないで。ワサビで中毒を起こすことはないが、刺激物なので食べ慣れていない犬が口にすると吐いたり、食べ過ぎてお腹を壊すことも。

 
ローストビーフ
危険度★

犬が食べてはいけない食材

大きな塊の丸呑みは×
スライスしてあるローストビーフを、一枚パクッと食べたくらいなら大事にはなりにくいが、カットする前の大きな肉の塊を丸飲みしてしまったら危ない。

 
オニオンスープ
危険度★★

犬が食べてはいけない食材

玉ねぎ中毒にかかる恐れが!
犬の玉ねぎに対する感受性は個体差があるが、なかにはオニオンスープを少し飲んだだけで血尿が出る犬もいる。玉ねぎを食べると赤血球を破壊してしまうので、玉ねぎが少しでも入っている料理は与えないこと。

 
そば
危険度★

犬が食べてはいけない食材

食べ過ぎるのは控えて!
犬がそばアレルギーを持っていないなら、少し食べてしまったとしても大きな問題にはなりにくい。ただし、普段そばを食べ慣れていない犬がたくさん食べてしまうと、お腹を壊すこともある。

 
■食べ過ぎでお腹をこわしたり骨や串のトラブルも多い

クリスマス会や忘年会などで大忙しの年末シーズン。この時期に犬がうっかり食べてしまいがちな食べ物をリストアップしてみた。

その食べ物が危険かどうかは、食べた量や、その犬のデリケートさによって変わってくる。

ただし、人間の料理は味付けが濃いため、基本的には与えないほうがいい。年末年始は、ケーキや揚げ物など、油っこいものや消化の悪いものを食べすぎて、お腹を壊すケースが増えている。

また、食べ物の種類によっては、命に関わるような事故を引き起こすことがある。

とても危険なのは、串がついたままの焼き鳥。犬が盗み食いするケースもあるが、一番多いのは飼い主さんが犬に焼き鳥を与えようとして、串ごと持っていかれるケース。串を飲み込んだら、すぐに取り出さないと命取りに。刺さる危険があるため、吐き出させる処置はできない。全身麻酔をかけて内視鏡で取り出すか、場合によっては開腹手術が必要になる。

また、鶏や牛の骨にも注意が必要。過熱された鶏肉の骨は噛んだときにするどく折れて刺さりやすくなる。また、牛の軟骨は食道にひっかかるおそれがある。

危険な食べ物は犬に決して与えないこと。盗み食いされないよう、犬に近づけないことも鉄則だ。

 

年始に気をつけたい食べ物

お正月に食べる料理といえば、おせち料理。犬と一緒に新年を祝いたくなる気持ちはわかるが、おせち料理を犬に与えるのはNGだ。

エビ・カニ
危険度★★

犬が食べてはいけない食材

消化が悪いのでNG!
エビやカニは消化がよくないため、お腹を壊す可能性がある。また、エビやカニのアレルギーがある犬には与えてはいけない。

 

危険度★★

犬が食べてはいけない食材

消化が悪く便秘の原因に
豆は消化が悪い食品。消化されずに腸に入り、豆などがくっつくなどして形が大きくなると、便秘になったり、便通が悪くなる可能性が。

 
お餅・お汁粉
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

犬も餅は窒息の危険あり!
犬は基本的に食べ物を飲み込む性質があるため、餅を喉につまらせて窒息してしまう可能性がある。喉を通り抜けて胃に入ってしまえば心配はないが、喉につまって窒息すると、命に関わる一大事に。お汁
粉も同様に餅が危険。また、汁も小豆入りなので消化が悪い。

 
イカ・タコ
危険度★★

犬が食べてはいけない食材

胃に負担をかけやすい!
エビやカニ同様、イカやタコも消化が悪い食材。丸飲みすると胃に負担がかかり、お腹をこわしやすくなる。

 
魚卵
危険度★

犬が食べてはいけない食材

消化が悪いものもあり
イクラはそこまで問題にはならないが、カズノコは丸飲みすると消化によくない。胃で消化されずに、そのままのカタチでウンチで出てくることも。

 
里芋・こんにゃく
危険度★★★

犬が食べてはいけない食材

喉に詰まらせたら危険!
里芋やこんにゃくは、喉に詰まりやすいため危険。特に盗み食いや拾い食いなどで、急いで食べた時につまりやすくなる。

 
カマボコ
危険度★★

犬が食べてはいけない食材

丸呑みは食道に詰まることも
丸飲みしたり、変な形で食べると食道に詰まってしまう可能性が。消化も悪いため、胃に負担がかかってしまう。

 
■味付けが濃いおせち料理や喉に詰まりやすい餅は危険

おせち料理は保存食のため、かなり塩分が多く入っている。一度食べたところですぐに体に影響が出るわけではないが、犬に人間の食べ物を与えていると、やがて濃い味付けに慣れてしまう。

その結果、ドッグフードを食べなくなってしまう可能性も。人間の食べ物を与え続けると、高血圧になったり、腎臓が悪くなる原因となる。そうなるのを防ぐためにも、やはり最初から人間の食べ物は与えないほうが望ましい。

味付けした料理は水で洗って与えれば平気だろうと思いがちだが、それは気休め程度にしかならない。もし、肉を与えたいなら、味付けをしない段階で与えてほしい

また、おせち料理の中には喉に詰まる危険があったり、消化が悪い食材もある。おせち料理は絶対犬に与えない、と肝に銘じておこう。
 
そして、おせち料理と並ぶお正月の定番メニューといえばお餅。新年になると、お餅を喉に詰まらせる高齢者のニュースをよく聞くが、これは犬にも共通する。犬はよく噛んで食べる、ということができない動物だ。基本的に食べ物は飲み込んでいるため、餅を喉に詰まらせてしまうおそれがある。

新年を楽しく迎えるためにも、犬に危険な料理は決して与えず、うっかり食べられないように気をつけたい。

 

まとめ

犬が食べてはいけない食材

一年の中でも、犬の誤飲・誤食事故が多くなってくる年末年始。万一、誤飲・誤食をしてしまったら、飼い主としてまず何をしたらよいのだろう。

食べたものにもよるが、一刻を争うケースもある。まず、動物病院に電話をかけて症状を伝えれば、その場で応急処置の仕方を教えてくれるかもしれない。病院に着いてから、スムーズに治療してもらうためにも、事前連絡は重要

年末年始で動物病院が休診の可能性もあるため、夜間や休日診療の病院を日頃から探しておくことも大切だ

また、誤飲・誤食を防ぐために、食べてはいけないものは、床など犬が口にしやすい場所に置かないこと

いざという時のために日頃からマテの訓練を行っておくのがおすすめ。犬が口にした瞬間、「ダメ!」と言うと、取り上げられると思ってゴクンと飲み込んでしまうことが多い。

でも「マテ」であれば、食べてはいけないという意味ではないし、犬の動作を止めて、落ち着かせることができる。

その時に、犬が好きなオヤツなどを見せれば、食べようとしていたものを離す可能性が高い。散歩中に拾い食いをしようとした時も、マテをかけるのが有効。

もし犬が何か食べようとしていたら、思わず「ダメ!」と叫んでしまいがちだが、一旦落ち着いて、「マテ」をかけるようにしよう。

ハッピーな年末年始を迎えるためにも、誤飲・誤食をしない環境を整えることが大切だ。

 
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ダックススタイル vol.27『年末年始の誤飲、誤食はマジ、命取り! 食べてはいけない食材・食品ミニ図鑑』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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