一般社団法人日本ペット服手作り協会 ドッグウエアクリエーター認定講師になって愛犬専用の服をもっと楽しく作る

 
自分のペースで編
 
他のグッズと違い、愛犬のサイズを測る手作り犬服はとびきりの“愛犬専用”!「作ってみたい」と思った時が始め時。まずは講座を受けて、のめり込んだら講師になってみるのも楽しいかも♪ 3回に分けて、いろいろな講師の方のお話を伺っていきます。
 

自分のペースでできる仕事として、挑戦してみてよかった……!

5年前、はじめて犬を迎えました。毛が長い犬種のため、散歩時に毛にいろいろな汚れがつくことが気になり、外出する時だけでも洋服を着せてあげたくなりました。独学で服を作っていることをSNSに載せたところ、「作ってほしい」という依頼をたくさんいただいたんです。そうしていろいろな犬種の服を作っていくうちに、もっと犬服について学びたい、学んでもっと上手く作りたいと思うように……!

ただ、お会いしたことのない犬たちの服をぴったりサイズに作るのは難しいものです。できれば我が子の服は飼い主さんご本人が作るのが1番だと考え、そのお手伝いをさせていただきたいと思うようになり講師を目指しました。今では毎週金曜もしくは土曜、1クラス4名で開催しています。当時は休職中だったので、自分のペースでできる仕事が見つかったことはとてもよかったと実感もしています。

ちなみに私の講座では「好みのデザインの服がない」という受講理由が圧倒的ですね。また土地柄なのか近所には多頭飼いの方も多く、お揃いの服はサイズがないため受講した方も多いようです。

日本犬飼い主さんにはぜひ、いざという時のために子犬の頃から服を着る練習をしておいてほしいと考えています。その時サイズぴったりの服があれば、脇や胴まわりなどの不快感も減らすことができますよね。ぜひ、特別な一枚を作ってあげてほしいです!

「もともと服作りをされる飼い主さんの作品です。愛犬の服もオンリーワンのものを着せたいという想いがきっかけで受講されました。また、室内での抜け毛飛散予防としても着せたいそうです」

三輪先生の初めての犬服。「型紙を愛犬のサイズに合わせるのが一番難しく、当時は家庭用ミシン一つで作ったため時間もかかりました……。子供のレッスンバッグぐらいしか作ったことがなかったので縫い目もあまりきれいではなかったです」

滋賀県 三輪奈美 先生

教室をはじめて1年。現在では市外、県外からの生徒さんも。長浜さざなみタウン(http://www.sazanami-town.com/wp/)で月5回開催中。

HP https://inunoshippo.jimdofree.com/
Instagram masyu30

 

地元のペットに対する意識を変えていきたい!

長生きするのが当たり前の時代となり、おしゃれ以外にもさまざまなシーンで「犬の服」が求められるようになりました。マナーとして、また介護や手術の場面では洋服型の衣類を身に着けることも増えてきています。これを機に洋服を着せる癖をつけていただきたいと強く思っています。そして、必要な洋服を自分で作ってみてほしいのです。

秋田県はペットに対する意識はまだまだ乏しくとても遅れている地域です。講座を通じて犬服作りだけではなく、秋田県がマナーを守り動物が嫌いな方も好きな方も共存できる社会になるような活動をして
いきたいと思っています。

お友達の愛犬、仲良し白柴兄妹。ぴったりのお揃い犬服を着せられるのも、手作りの醍醐味。「愛犬のために自分の好きな生地で犬服を手作りすることの楽しさも知っていただきたいです」と金子先生。

秋田県 金子亮子 先生

教室を始めて2年。様々な職種の生徒さんのために平日の夜のコースなどのニーズに応えられるよう個別コースなどを設け、より受講しやすい環境をつくっている。

HP https://peraichi.com/landing_pages/view/bbooboo
Instagram b_booboo1046

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