山梨県の山中湖に、愛犬と一緒に「ワカサギ釣り」を体験できる施設がある。初めての人でも安心して楽しめる「ドーム船」でのワカサギ釣りとは一体どのようなものなのか?
快適に楽しめる「ドーム船」でのワカサギ釣り
「ワカサギ釣り」と聞くと、一般的に凍った湖の上で氷に穴を開けて釣る「穴釣り」を想像しますが、山梨県の山中湖にある「ハクタカマリン」では、船から釣り糸を垂れる「船釣り」でワカサギ釣りを楽める。
この船釣りは船上から釣り糸を垂らす一般的な釣り方ではなく、船底に開いた穴から釣りをするというもの。しかも船全体が壁や天井で覆われている「ドーム船」と呼ばれる船なので、室内にいながら釣りが楽しめるのだ。
穴釣りと違って室内なので、風が吹いても雨が降っても大丈夫。荒天でない限り欠航になることはないので、雨天で旅のスケジュールが変わってしまうという心配もなし。さらに暖房も完備していますから、寒い日でも安心。
またこのドーム船にはデッキスペースも備わっており、釣りの合間にデッキに出て、新鮮な空気を味わってみるのも気持ちがいいものだ。天気がよければ、間近に見える富士山の雄姿を見る眺めることができるのも、山中湖ならでは。
この「ハクタカマリン」ドーム船のもうひとつの魅力は、貸し切りで利用できるため、犬連れでもまわりに気を使うことなく楽しめるところ。知らない人がいないので、愛犬もリラックスしてご主人さまと過ごせるのではだろうか。
初心者でもOK!手ぶらで気軽に楽しめる
ドーム船でのワカサギ釣りは、初心者でも簡単に楽しめるのが一番のポイント。ワカサギが釣れる場所まで船で案内してくれるので、一定の釣果は期待できるとのこと。道具は一式レンタルできるので、自分でそろえる必要もなし。
ワカサギ釣りの竿には、1本の釣り糸に5つほどの針が付いた仕掛けを使う。その針にエサを付けて沈めたら、竿を揺らしてワカサギがかかるのを待つだけ。竿先がプルプルッと震えたら、それがワカサギのかかった合図で、あとはリールをゆっくりと巻いて引き上げるだけ。ね、簡単でしょ?
ワカサギは群れで泳いでいるため、一度に3~5匹かかっていることも。大きな群れに遭遇できれ、思わぬ釣果も夢ではない。
揚げたての天ぷらは最高の思い出に
釣ったワカサギは持ち帰ることもできるが、そのためにはクーラーボックスや氷などの保冷材の準備が必要となる。そうなると、手ぶらで行けるお手軽さがちょっと半減。
でも「ハクタカマリン」のワカサギ釣りなら、近くのレストランで天ぷらにしてもらえるので安心。やはり釣ったばかりのワカサギをその場でいただくほうが美味しいし、ワカサギ釣りの楽しさもより実感できるというもの。
カラッと揚がった天ぷらは、衣がサクサクで中はふっくら。口の中にワカサギのほんのりとした甘みが広がる絶品。これを味わってしまったら、もうワカサギ釣りの虜になること間違いなし。
山中湖でワカサギ釣りが楽しめるのは、例年5月中まで。気になった方は一度アクセスや予約状況をチェックしてみてはいかがだろうか。
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●アクティビティジャパン