Shi-Ba 11月号 倉坊主(くらぼうず)
江戸の本所で、屋敷の倉に棲んでいた妖怪。
人が勝手に倉に入ることを許さなかったが「明日、あれを○個出しておいてほしい」と伝えれば、翌朝には倉の前に出してあったという。
山梨県にも倉坊主がいるが、こちらはただいるだけらしい。また岩手県では家の隅に隅坊主(すまぼうず)、西日本には納戸に納戸婆(なんどばば)がいるという。
【参考】
「妖怪お化け雑学事典」/千葉幹夫(講談社)
絵と文/影山直美
書籍『福と幸せをよぶ 妖怪さんと柴犬さん』は11月11日発売予定♪
表紙をチラ見せだ~!!