「おっさん×柴犬×会話劇」という斬新な組み合わせが各所で話題“まったり”沸騰中な映画「柴公園」。
本作の初日舞台挨拶が、6月14日にシネマート新宿で行われ、キャストの渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、水野勝(BOYS AND MEN)、綾部真弥監督が登壇した。
公開初日の緊張感みなぎる場にも関わらず、作品を再現したかのような平和すぎる登壇者達の掛け合い.
そんな舞台挨拶の模様をお届けしよう。
渋川は登壇すると「こんばんワン!」と本作のイベントで定番となった挨拶を披露し、他のキャスト陣も同様の挨拶を続けた。
大西:こんばんワン!KEEさん(渋川のモデル時代の芸名)がこの挨拶を始めてから、言い続けなければならなくなって。本日は、公開初日おめでとうございます!
石本:こんばんワーン!初日なので、ちょっと発声変えました。皆さん、楽しんで帰って下さい。
桜井:こんばんワン!初日、おめでとうございます。そしてご来場の皆さん、ありがとうございます。
水野:こんばんワン!遂に公開初日を迎えられて嬉しいです!
綾部監督:金曜の公開初日は初めてですが、これだけ多くのお客様にご来場頂き満席となって嬉しいです。ありがとうございます。
さらに、渋川は「この満席の入りをこの後も続けて欲しいですね。お願いしますワン!」と再び犬になりきり呼びかけると、場内は和やかな雰囲気に包まれた。
司会から撮影時のエピソードや作品の見どころについて聞かれると、キャスト陣はそれぞれの想いを語る。
石本:ワンちゃんたちと楽しく撮影しました。ドラマ版から見てくださっている方々も、映画からご覧になる方々もどちらも楽しんで頂ける内容になっています。恋愛模様にもご期待頂き、動物がいるからこそ一歩踏み出せる、そんな物語になっています。
大西:健康的な現場と健康的な生活でしたね。日が昇ったら撮影開始で、日が沈めば撮影終了。それを休みなしで酒も飲まず……。今の不摂生な生活を思えば、あの撮影現場に戻りたいな、と……。
綾部監督:犬たちのおかげでリラックスした現場になりました。キャストの皆さんも毎回撮影時に愛犬役たちにおしっこやウンチをさせたりしてから撮影に臨み、しっかり関係性を築いてくれました。
桜井:おじ様たちの会話劇を、ドラマ版に続いて映画版でも楽しんで頂けると思います。そして、ドラマ版からの登場人物たちの成長や、石本さんも仰っていた恋愛模様も見所だと思います。
水野:ドラマ版では総出演シーン時間が19秒でしたが、映画版では、だいぶ挽回してます! ただ、“謎の男”の設定なので、今はご覧になる前のお客さんには何も話せません!でも、作品のキーになる役なので、お楽しみに!
また、初日舞台挨拶では渋川と大西、石本が自らの愛犬役を撮影しSNSでそのかわいさを“いいね!”の数で競う「愛犬フォトコンテスト」の結果発表も行われた。
結果は、3位が渋川の愛犬役のあたる、2位が石本の愛犬役のさちこ、1位は大西の愛犬役のじっちゃんとなった。
渋川:(あたるの写真を見ながら)かわいいのにな……。残念、3位か…。この日は自分、走るシーンがあってその後撮影したんですが、走った後にこの表情ですよ!
石本:(さちこの写真を見ながら)さちこは、この写真みたいに、人間みたいな座り方をするんですよね。このかわいさで2位かぁ……。
大西:1位!当然でしょう!
しかし、実はコンテストにエントリーされた3枚の写真は、それぞれの飼い主役のキャストではなく、全て石本が撮影していたことが判明!
石本:ということで、このコンテストは不正ですよ。全て僕が撮った写真なんですから!こんな結果、認めません!僕は、「柴公園」の現場で1000枚以上、写真撮ってますからね。
石本の犬好きすぎる発言に場内では笑いとどよめきが起こった。
また、今回はキャストの佐藤二朗によるメッセージ映像も上映された。
本作では「幼獣マメシバ」シリーズから演じている芝二郎として登場していることもあり、佐藤は映像で「柴犬映画については私が先輩だから!」と豪語。
さらに佐藤は「フォトセッションでは気をつけなはれ。犬たちは絶対暴れるから!」と先輩らしいアドバイスを送った。
そして、渋川らは一度降壇し、本作で愛犬役となった柴犬たちを連れて再び現れる。
犬たちの紹介も交えながら、キャストと愛犬たちのフォトセッションが行われた。
渋川:見ての通り、今年5歳の凄く元気な男の子です。先日、野外で犬と一緒に本作を見られる、SHIBAフェスというイベントでは、客席に脱走しました。
大西:愛犬フォトコンテストで、一等賞のじっちゃんです!前回の映画完成披露会では、おしっこを舞台上でしてしまったので、今回はそれに備えてオシッコシートを持参しました。
石本:一番言うことを聞く子で、女の子です。きっとさちこは「今日はありがとうございます、よろしくお願いします!」と皆さんに言ってます。
桜井:ポチです。この中では一番の年上で14歳です。自分を犬だと思っていない、人間みたいなワンちゃんです。
フォトセッションの際に愛犬たちを迎えに行く4人の姿を見ながら、水野は「いいなぁ……。次は僕も愛犬がいる役で是非。」と監督に要望した。
最後に渋川は「続編をやりたいなぁという気持ちが出てきました。」と期待を込めコメント。
綾部監督は「こういう優しい空気の中で撮影していました。ドラマ版から続く“いつも通りの柴公園”と“いつもとは違う柴公園”の両方を映画版では楽しんで頂けると思います。」と語った。
「柴公園」は今後もイベントが盛りだくさん。
6月22日(土) 【感謝祭】メインキャスト&ワンコからの素敵な贈り物抽選会
6月23日(日) 【柴まみれ祭】写真撮影会&ドッグトレーナーへの質問会&プレゼント抽選会
6月29日(土) 【水野祭】19秒犬こと水野勝と綾部監督のマル秘トークショー
▽詳細はコチラ
https://shiba-park.com/movienews.php?id=news-519
ちなみに、ドラマの放送時から当サイト「犬びより」で続けてきた「柴公園」の連載は今回で最後!
コラボフォトコンテストへのたくさんのご応募ありがとうございました。
▽これまでの記事はこちらから
https://inubiyori.jp/shibainu/15298/
公式サイト:https://shiba-park.com/
公式Twitter:https://twitter.com/shiba_park_
公式Instagram:https://www.instagram.com/shiba_park_
(C)2019「柴公園」製作委員会