愛犬と一緒に水の上を滑るように静かに走るカヌーに乗れば、自由気ままにアメンボ気分で水上散歩を楽しむことができる。
「ちょっと難しそう……」「大丈夫かなぁ」なんて心配はご無用。カヌースクールに参加すれば、誰でも気軽にカヌーイストになれるのだ。
スクールでは、愛犬の様子を見ながら水際で遊んだりしてリラックスさせたり、飼い主さんには陸上でパドルの持ち方や漕ぎ方、カヌーの乗り方、降り方など基本的なことをわかりやすく、丁寧に教えてくれるから安心。
今回、山梨県富士河口湖のカントリーレイクシステムズで開催しているカヌースクールに参加してくれたのは本誌読者の渡邉亜弥子さん、孝江さん母娘と愛犬のゆづる。
最高にエキサイティングなカヌー体験は忘れられない思い出になること間違いなし!!
モデル
飼い主の渡邉亜弥子さんと愛犬のゆづる(オス・1歳)。おっとりマイペースなゆづるは水遊びが大好き。カヌー初体験の渡邉さんとゆづるはドキドキワクワクしながら初チャレンジ!!
準備
・飼い主
速乾性に優れたロングスリーブのシャツ、短パンやレギンス、水抜けの良いシューズ、ライフジャケットを着用する。
・犬
安心安全のためにライフジャケット着用とリードは必須。ただし、ロングリードは水中で絡まる危険があるので避けること。
集合場所
カントリーレイクシステムズ
富士河口湖でカヌーやバギー、マウンテンバイク、樹海洞窟探検など手ぶらで富士山の自然を楽しむことができるアウトドア・プログラムが盛りだくさん。愛犬と一緒にカヌーを体験できるカヌー犬養成講座はプライベートレッスンなので初めての人でも安心。
●山梨県南都留郡富士河口湖町大石2954-1
(tel)0555-20-4052
https://www.c-ls.jp/
パドルの使い方
カヌーを前進させる時にはパドルを前から後ろ方向へ。後ろ方向に進む時には後ろから前方向に漕ぐ。後部に乗った人が舵を取ってコントロールする。
パドル上部のT字部分のグリップを握る際、親指はグリップ脇に添える。シャフト部分を握る下の手は肩幅より少し広めに握る。
パドルのブレードを体に対して水平にしてグリップを握ったら、水面に対して直角に立てるようにして水中に入れるとまっすぐ進む。
写真(☆)を前面から見た図。漕いでいるうちにパドルを持つ幅が徐々に狭くなってしまうと力が入らず重くなり漕ぎにくいので要注意。
カヌーに乗ろう!
1.水際でカヌーが動かないように後ろに乗る人はカヌーをまたぐようにして押さえる。前に乗る人はカヌーの両脇を両手で押さえながら中腰で前方に進み、ゆっくり座る。
2.カヌーを押さえたまま、犬を抱き上げてそーっと乗せる。緊張して怖がったり、パニックを起こさないように慎重に声がけしながら乗せてあげよう。
3.後部の人が艇の後部席に座ったらいよいよ出発! ただ、リードは艇の中でフリーにしておいてもいいが心配な場合は、リードを足で踏んでおくと安心。
4.パドルは前後互い違いに漕ぐのが基本。前方、後方両者が息を合わせて、水中にパドルを入れるタイミングを一緒にすれば、バランスが取れてスムーズに前進する。
5.艇の中で少しずつ慣れてきたゆづるは、景色を見る余裕も出てきたみたい。「楽しいね~、気持ちいいね~」と声がけすることも忘れずに。
\POINT/
カヌーを楽しむために実行してね!
カヌーを始める前に水際で足を濡らしたり、オモチャで遊んだりしよう。カヌーに乗ったら、オヤツを与えてほめてあげることも忘れずに。
参加してみての感想
最高に気持ちよかったです! 最初はちょっと怖いと思ったけれど、意外と簡単でぜひ、もう一度チャレンジしてみたいですね。ゆづるも楽しそうでしたよ!
ツアー参加方法
アクティビティジャパンではカヌー体験ができるツアーを日本全国で開催しています。バリエーション豊富なエリアやプランの中からお気に入りのツアーを見つけたら、そのまま日付を選択して予約できます。
<お申込みにあたって>
エリアやプラン内容、所要時間、シーズンなどにより参加料金は異なります。また、犬用のライフジャケットの貸出有無などは各ツアーによって異なるので、必ず事前確認をしてください。
ACTIVITY JAPAN
日本全国の様々なアクティビティや地域文化体験を、インターネット上で予約できるwebサービス。今回のツアー以外にも、マリンスポーツ、パラグライダーなどのアクティビティから陶芸、そば打ち体験などの伝統文化体験まで幅広いジャンルの中から探すことができる。全国約14,000の体験・アクティビティを取り扱っているので、お探しのツアーがきっと見つかる!
Shi‐Ba vol.109『ACTIVITY JAPANおすすめツアー第3弾 安定感抜なので簡単に楽しめる 愛犬とカヌーで大冒険!』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。