犬びより

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柴犬と飼い主に潜む微妙なズレ。さぁどうする、性格の不一致!

2019/02/27

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「愛犬と性格が合わない」そう思ったことはないだろうか?日本犬の場合、性格は昔から大きく変化しておらず、ミスマッチな性格の原因は、飼い主の接し方や犬に求めることが多すぎるからだ。まずは性格診断テストでお互いの相性をチェックしよう。

 

性格診断でタイプと相性をチェック!

テストの回答は、a=5点、b=3点、c=1点として集計。合計の点数でお互いのタイプが診断できる。

 
◎犬の性格診断テスト

1.愛犬を人に例えると、秋になったらやりそうなことは?
a.外で虫取り b.井戸端会議 c.家で読書

2.散歩やドライブ、旅行など、外出が大好きだ
a.YES b.NO

3.愛犬の家庭内の役割を芸能人に例えると?
a.お笑い芸人 b.アイドル c.ベテラン俳優

4.愛犬はどちらが多い?
a.好きなもの b.同じくらい c.苦手なもの

5.見知らぬ人が近づいて来た時、愛犬はどう思っている?
a.早く来て遊んで♪ b.仲良くできるかな? 
c.こっちへ来るな!

6.見たことがないオモチャを与えるとどうする?
a.ずっと遊ぶ b.すぐに飽きる c.興味がない

7.愛犬の愛情表現はどっち?
a.ドーンとストレート 
b.そっと寄り添ってくる c.気配を感じる

8「好きだろう」と思ったものを見せると、予想どおりゴキゲンになる
a.YES b.NO

9.好きなのはどれ?
a.ボール b.どちらでもない c.ドッグフード

10.愛犬を俳優に例えると?
a.伊藤英明 b.藤原竜也 c.山下智久

11.愛犬はどこにいる時がいちばんうれしそう?
a.公園 b.家の庭やベランダ c.家のリビング

12.遊びに誘った時に無視されることはない
a.YES b.NO

13.棚の上に欲しいものがある時、愛犬はどうする?
a.自分で取ろうとする b.「取って!」と訴える c.すぐにあきらめる

14.他の犬に会った時の反応は?
a.うれしくて大興奮 b.落ち着いて様子を見る c.ただちに臨戦態勢

15.愛犬が話せたら何て言うと思う?
a.ワイルドだぜぇ~! b.いつもありがとう 
c.別に……

■犬の性格タイプ

⇒61点以上……ヤンチャタイプ
笑いとトラブルが起きやすい? 何事にも張り切る性格。

⇒41~60点……バランスタイプ
空気を読んで要領よく立ち回る反面、マイペースな性格。

⇒40点以下……シャイタイプ
怖がりの傾向がありそう。人見知りをする慎重な性格。

 
◎人の性格診断テスト

1.愛犬と散歩に行くなら?
a.ハイキング b.芝生の公園 c.オシャレな街

2.理想の愛犬は?
a.勇ましい猟犬 b.かわいい家庭犬 c.ひなたぼっこが好きなのんびり犬

3.見知らぬ人に間違えて声をかけてしまった。どうする?
a.素直に謝る b.知らん顔で通り過ぎる c.こっそり立ち去る

4.「いつも元気だね」と言われたことがある
a.YES b.NO

5.友人と旅行に行くならどれがいい?
a.沖縄の自然を満喫 b.鎌倉のあちらこちらを散策 c.日光東照宮を静かに見学

6.気になるのはどっち?
a.ぜい肉 b.日焼け

7.朝起きてすぐにすることは?
a.愛犬に挨拶 b.身だしなみを整える c.二度寝

8.初対面の人でも仲良くできる
a.YES b.NO

9.ドッグスポーツについて思うことは?
a.自分でやってみたい b.見て楽しみたい c.興味がない

10.犬と一緒にドッグカフェでゆっくり食事を楽しむのが夢だ
a.YES b.NO

11.愛犬と映画に出演するなら?
a.学園青春  b.コメディ c.ラブストーリー

12.好みのファッションはデザインよりも機能性重視だ
a.YES b.NO

13.行きたい場所が犬NG。どうする?
a.一緒に行ける場所を探す 
b.留守番させて出かける c.出かけない

14.寝ている愛犬を見てどう思う?
a.イタズラしちゃえ! b.よく寝ているなぁ c.もしかして体調が悪い?

15.愛犬との関係を恋愛に例えると?
a.自分の片思い b.相思相愛 c.わからない

 
■人の性格タイプ

⇒61点以上……熱血タイプ
テンションが高くて、周囲に元気を振りまく性格。

⇒41~60点……中間タイプ
ほどほどに明るく落ち着いた、バランスがいい性格。

⇒40点以下……冷静タイプ
淡々とした日常を好む傾向がある、穏やかな性格。

 

性格の組み合わせ別暮らしのアドバイス

■人が熱血タイプの場合

ハイテンションな飼い主と日本犬のコンビは、愛犬がどのタイプであっても気をつけたいことがある。犬の視線が冷たいと思ったら、性格と生活を見直してみよう。

→犬がヤンチャタイプ
テンションを自制できる人が率先してクールダウンを
夕日に向かって走るような青春を満喫できそうな組み合わせ。しかし、テンションが高い者同士なので、興奮がどんどん高くなりがち。ヤンチャタイプの犬は興奮を自制できないことが多いので、些細な刺激で吠えたり跳びついたりするようになる。犬に引きずられて人は興奮しないように注意。また、熱血タイプの人は犬が興奮するように煽っている場合が多い(「行くぜー!」と大声を出す、犬に頻繁にちょっかいを出す、など)。自分の行動を見直そう。人は中間タイプ寄りの熱血タイプ、犬はバランスタイプ寄りのヤンチャタイプを目標にしよう。

 
→犬がバランスタイプ
ちょっと低めの犬のテンションに合わせよう
バランスタイプは家庭犬として暮らしやすい性格。しかし、バランスタイプの日本犬は他の犬種に比べてテンションが低い傾向にあるので、盛り上がっている熱血タイプの人を、犬が冷めた目で見るパターンが多くなりそう。まずは犬が人に対して引いてしまうことや距離を置く時を把握し、犬のテンションに合わせることを心がけよう。また、「犬はボール投げが好き」といった思い込みをやめて、犬がやりたいことや好きなものを考えてあげることも大切。

 
→犬がシャイタイプ
大きい動作で犬を怖がらせないように注意
繊細で怖いものが多いシャイタイプの犬は、熱血タイプの人の大きい動作に驚いて、その人から距離を置くようになるケースが多い。犬が寄って来ない人は、自分の動作や接し方を振り返ってみよう。おそらく荒っぽい行動が多いはずなので、犬を驚かせないように静かな動作を心がけることから始めたい。しかし、家族が静かな動作を意識しても、シャイタイプにとって怖いものが多い状況に変わりはない。専門家に相談しながら苦手なものの克服を目指そう。

 
■人が中間タイプの場合

人が中間タイプの場合、いずれの組み合わせも大きい問題が起こりにくい。生活のアドバイスを参考に、よりよい関係を築けるように工夫しよう。

→犬がヤンチャタイプ
犬に釣られて人の性格が変わる可能性が!
犬はテンションが高いヤンチャタイプでも、人は落ち着いている中間タイプなので、熱血タイプとの組み合わせよりは落ち着いた生活ができそう。犬を煽って興奮させることも少ないはず。しかし、テンションが高い犬に釣られて、人が熱血タイプ寄りの性格に変わっていく可能性はある。犬が興奮し始めた時には、人は意識して落ち着こう。犬に釣られないようにクールダウンを習慣にしよう。

 
→犬がバランスタイプ
暮らしやすいコンビだが楽しみをプラスしたい
本特集で紹介している組み合わせの中で、中間タイプとバランスタイプのコンビがお互いに最も暮らしやすい。他の犬種に比べて日本犬のバランスタイプはテンションが低めなので、変化に乏しい淡々とした生活になることも。それに伴い、人が中間タイプから冷静タイプに変わっていくことも考えられる。犬の性格をアクティブなバランスタイプに変えるために、人が主導となって楽しく遊ぶ時間を作ろう。

 
→犬がシャイタイプ
怖がる犬に過剰な気遣いはしない方がよい
中間タイプの人は熱血タイプより落ち着いているので犬の様子に気づきやすく、冷静タイプよりアクティブなので積極的にフォローしようとする傾向がある。そのため、シャイタイプの犬が怖がるそぶりを見せた時に、「かわいそう!」と過剰にかまってしまう可能性が。犬はかまわれたくてさらに怖がるようになる。また、人の過剰な反応を見て「大変なことが起きた!と思ってもっと怖くなることもある。専門家に相談しながら落ち着いてフォローしよう。

 
■人が冷静タイプの場合

淡々とした生活を好む人が多いので、犬の性格によっては大変そう。問題がない場合でも、犬がいる暮らしを満喫するためにはアクティブを意識してみては?

→犬がヤンチャタイプ
犬に振り回されないように生活を工夫しよう
ハイテンションの犬に振り回されて苦労している人が多いかも。犬は5歳を過ぎれば落ち着くことが多いが、何もせずに5年間待つよりも、トレーニングを2~3年間がんばった方が後の暮らしが楽になるはず。また、ヤンチャタイプの犬から見ると、もの静かな冷静タイプは「ノリがよくない、つまらない人」に映っている可能性がある。「オイデゲーム」で犬の体力を発散しながら、人は楽しく遊ぶ習慣をつけ、中間タイプくらいにテンションをあげて歩み寄ろう。

 
→犬がバランスタイプ
イベントを計画して一緒に楽しもう
大きい問題が起こりにくいので、暮らしていて楽なコンビ。しかし、暮らしに変化が少ないので、楽しみがだんだん減っていくかもしれない。お互いが一緒に楽しめるものを探すために、少しアクティブに体を動かすことを意識しよう。ちょっとしたイベントとして、ハイキングから始めるといいかも。

 
→犬がシャイタイプ
怖がりの犬を積極的にフォローしよう
冷静タイプの人は動作が静かなので、シャイタイプの犬を怖がらせることは少ない。しかし、静かな環境は繊細な犬を敏感にするため、些細な物音にも恐怖を感じるようになる。犬の性格を受け入れるのではなく、自信をつけさせ、積極的にフォローしていこう。

 

愛犬と合わない理由は生活面の問題?

愛犬と合わないと感じることがあったら生活も見直したほうがいいかもしれない。例えば、生活リズム。愛犬が明け方に散歩を催促するなら、リズムを整えるために催促を無視して日中の運動量を増やす、といった対策を立てる。

もう1つの例は、生活様式の違い。犬と飼い主が生活スペースを共有することで、そのスペースは犬がルールや関係を学ぶ場になる。サークルや専用部屋などの犬が落ち着ける場所を作ることは大切だが、目的が隔離にならないように注意。家庭内別居ではなく、家族と過ごすスペースや家庭のルールなどを学べるように、生活様式を合わせよう。

 

性格が合ってもやっておきたい日常習慣


 
1.名前を確実に教える
犬を呼んだときに無視されないように、「名前を呼ばれたらいいことがある」としっかり教えておこう。犬の名前を呼びながらオヤツを与えれば、数日ですぐに覚える。

2.首輪をつかむ
性格を問わず日本犬に多いタイプは自立心が強くて、自分が嫌なことは受け入れられないちょっと頑固な性質。首輪に触られると嫌がる、呼ばれても無視する、といった困ったことをする場合がある。この行動が出えていない場合は予防策として、出ている場合は対処法として首輪をつかむ練習をしておきたい。
 
3.アイコンタクトの練習
犬と見つめ合うアイコンタクトは、意思の疎通を計るために役立つ。名前を呼びながらオヤツを与えれば数日ですぐに覚える。

 
犬と性格が合っていて問題ない場合でも、日本犬と飼い主が習慣にしておきたいことがある。

大きい問題はなくても、トラブルの一歩手前の出来事は日常的に起きている可能性がある。例えば、飼い主が触ろうした時に犬が体を回転させて避けたり、近くに来なくなったり。これらの行動が出ないように暮らすことがベスト。もし出た時は早めに対処しておきたい。気合いを入れてトレーニングをするよりも、日常生活に対処法を習慣として取り入れて実践するようにしよう。

また、日本犬は触られることが苦手な犬もいるので、スキンシップを兼ねて、足拭きやブラッシングなどのケアの練習をしておくことも大切。犬が嫌がるから、とケアを避けていると問題が大きくなっていきます。現在の日本犬は家庭犬として暮らしていることが多いので、必要なことは教えてあげよう。

 

歩み寄って暮らそう

最初に話したとおり、日本犬の性格は猟犬や番犬だった頃から大きく変わっていない。しかし、犬と密に接したい飼い主が増え、スキンシップを求めるようになった。これを犬が受け入れられない場合、逃げる、うなる、かむなどの行動が出るケースもある。

近年は愛犬のことを『うちの犬』ではなく、『うちの子』と呼ぶ飼い主が増えている。それだけ関係が密になり、人の社会にとけ込んでいるのだろう。

性格が合わない、という軽い悩みが大きいトラブルに発展しないように、お互いの性格や生活を見直そう。

 
 
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Shi‐Ba vol.67『犬と飼い主に潜む 日常の微妙なズレ まさかの性格不一致!?』より抜粋。
※掲載されている写真はすべてイメージです。