犬びより

【柴犬ベジタリアン】正しい野菜の食し方&美味しさ倍増トッピングレシピ

2019/05/20

見た目がどれも同じペットフード。野菜を使った「トッピング」で見た目に変化をつけている飼い主さんも多いようです。でもほとんどの場合、なぜこのトッピングなのか明確な理由はなく、かつ「ウンチの量が多い」というのが飼い主さんの悩み。今回は、飼い主さんの悩みを解決できる、そして愛犬が喜ぶトッピングの工夫を紹介します。
 

 

野菜 Q&A

野菜トッピング

Q.なぜ野菜を混ぜるとウンチが多いの?
野菜には「食物繊維」が含まれています。食物繊維には色々な働きがありますが、そのひとつが「ウンチのもと」です。特に、ニンジンやブロッコリーのように繊維が固く、また食物繊維を多く含む野菜は、適度な量だと排便をスムーズにします。与えすぎるとウンチの量が多くなり、さらに多いと軟便や下痢の原因になります。こうなると、折角の栄養も便の中に排泄されてしまいます。

 
Q.野菜はどのくらいなら混ぜてもいいの?
主食として与えられているフードにどのくらい食物繊維が含まれているかによりますが、一般的な目安としては『野菜類はフード全体の2割以内』『イモ類は1割以内』と覚えておくと良いでしょう。また、便の柔らかさや色も目安となります。健康な便は水分を含み、色は与えているフードとほぼ同じ色です。

 
Q.野菜はどんなふうにして与えたらいいの?
「茹でる」または「生」のままというのが一般的な与え方です。さっと茹でた方が犬の消化管に負担をかけません。生のまま与えたい場合には、茹でた場合よりも少ない量を与えるのがコツです。また、ニンジンやブロッコリー(芯の部分)は摩り下ろす、キャベツ、白菜、大根はみじん切り、イモ類はゆっくりとよく加熱調理してからつぶす、または小さく刻んで与えるとよいでしょう。
 

美味しさ倍増!野菜トッピングレシピ

■キャベツ+鶏ササミ

野菜トッピング

【材料】約12kcal
キャベツ(茹で) 10g
鶏ササミ(茹で) 10g

【作り方】
1.ゆでキャベツと鶏肉はそれぞれみじん切りにする。
2.1を小さな容器に入れて大さじ2のお湯でよく混ぜる。
3.ドライフード全体にからめるように混ぜる。

ワンポイントアドバイス
犬は基本的に「肉食」なので、野菜だけよりも肉の「風味が」加わることで喜び倍増間違いなし! 数食分まとめて作り、冷蔵庫で保存しておくと便利です。温めることで匂いを強く感じるので、冷蔵庫から出して使用する場合は、少量のお湯を加えて混ぜてあげるといいでしょう。

 
■紫芋+ブロッコリー(花序)+豚もも肉

野菜トッピング

【材料】約26kcal
紫イモ(茹で) 10g
豚モモ肉(茹で) 10g
ブロッコリー(花序、茹で) 5g

【作り方】
1.豚肉とブロッコリーはみじん切りにする。
2.紫イモは小さなさいの目切りにするか、つぶす。
3.1と2をを大さじ1のお湯と一緒にドライフード全体に絡める。

ワンポイントアドバイス
すごく少ないように感じますが、これで必要なフードのエネルギー量の10%にあたります。サツマイモなどのイモ類は、食物繊維意外にも糖質を多く含むため意外とカロリーが高くなります。見た目は20%以内、エネルギーは10%以内の分量を把握し愛犬が太らないように、またバランスを崩さないように気をつけましょう。

 
■ニンジン+カテージチーズ

野菜トッピング

【材料】約20kcal
皮むきニンジン(生) 20g
カッテージチーズ 大さじ1

【作り方】
1.皮むきニンジンはおろし金で摩り下ろす。
2.1をカテージチーズと混ぜる。

ワンポイントアドバイス
ニンジンに含まれるβ-カロテンは、脂肪に溶ける性質のビタミンなので、チーズとの組み合わせで吸収がよくなります。ニンジンは細胞壁が硬いので摩り下ろすことで栄養をとることができます。フードプロセッサーではこの効果はないので注意! また、摩り下ろすことで少量でもフード全体にいきわたります。

 

愛犬の食生活にバランス良く取り入れよう

犬は食物繊維が多い野菜類を消化することが苦手です。

しかし、消化率は低くても腸管の健康に役立つと言われています。例えば便秘予防、腸内細菌のバランス維持、満腹感が持続するためダイエットに効果を発揮するとされています。

だからと言って与えすぎは厳禁。体重や運動量、年齢を基本に栄養バランスや摂取量を考えて上手に野菜を取り入れてください。

また、なるべく旬の野菜を使いましょう

人間よりも農薬の影響を受けやすいので低農薬野菜もおすすめです。野菜はよく洗い、皮もむいてあげましょう。

生よりは、茹でる、煮るなどの加熱調理は消化を良くする、アクを取る、残留農薬を取り除くことができればより安心です。

長ネギ、玉ネギ、ニンニクなどは犬にとって危険な野菜であることも覚えておいてください。

1週間くらいで食べ切れる量の野菜を茹でて、余分な水分を拭き取り1回に使用する分量ずつに小分けして、ラップに包んで冷凍保存しておくと便利です。

 
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Shi‐Ba Vol.45 『日本犬と言えばお肉好き、でも野菜も意外とイケルクチ!?柴犬ベジタリアン』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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