犬びより

少食って健康に問題はないの?チワワの食が細い原因と対処法

2019/06/18

お宅のチワワさん、ごはんの食いっぷりはどんな感じですか?「ウチの子、あんまり食べてくれないのです。大丈夫かしら」と心配する飼い主さんも少なくない。そこでチワワの食欲にまつわる問題について考えてみよう。
 

 

チワワの少食診断テスト

少食のチワワ

□フードを変えてもいつも食べる量が少ない

□手作り食にしても食べる量が少ない

□ゆっくり食べる、少し食べるとやめてしまう

□オヤツはよく食べるがフードは食べない

□ごはんを出してもすぐに興味を示さない

 

そもそも少食ってどうして起こるの?

少食の原因はおおまかに分けると下記の4つ、上の少食診断テストで、「オヤツはよく食べるが、フードは食べない」の項目にチェックが入った場合は、おいしいもの・好きなものしか食べようとしない贅沢病が考えられる。それ以外の項目にチェックが多い場合は、本当に少食である可能性が高い。体質が原因であれば問題はないが、食欲だけでなく、元気であるかどうか、見た目の様子もよくチェックしておきたい。

■体質
人間と同じで、犬も健康の基準には個体差がある。生まれつき、細身でいた方が体の調子がよい犬もいれば、内臓の機能的にも少食の方がよい犬もいる。満腹度も犬によってそれぞれ違いがある。

■病気
先天性や遺伝性の病気、内臓の奇形など、生まれながらに何らかの病気の影響で少食になっている場合もある。子犬で食欲がない時はこれらの可能性が高い。後天性の病気でも影響が出る場合も。

■オヤツ過食
飼い主としては、そんなにあげていないつもりでも、知らず知らずのうちにオヤツをあげ過ぎている場合がある。オヤツを多く食べていれば、当然、ごはんは食べられないということになる。

■飼い主の思い込み
本当は少食ではなく、その犬にとっては、すでに十分な量を食べているのに、飼い主が「犬はもっと食べるはず」「前の犬はもっと食べていたのに」と勝手に少食だと思い込んでいる場合もある。

 

チワワに多い食事のクセ

少食のチワワ

Q.チワワは食欲旺盛?
あげればあげただけ、ごはんをガツガツ食べるといった食欲旺盛さは、他の犬種と比べるとチワワは少ない。チワワ全体的には、食欲はあるけれど、量はそれ程食べないという子が多い。人間にもそれぞれ違いがあるように、同じチワワでも大食いの犬もいれば、少しの量でも満足する犬もいるなど個体差はある。

 
Q.チワワは食事量が多い犬種?
チワワは体が小さい。体が小さければ、当然、胃袋の大きさも小さくなる。犬の胃袋は通常、その犬の頭の大きさとほぼ同じといわれている。

例えば、頭の小さいチワワであればニワトリの卵1個分程となる。愛犬の頭を上から見て、胃袋の大きさの目安にしておこう。フードの袋に書いてある規定量は、あくまでも一般的な目安。規定量より食べる量が少なくても、体型がしっかりしていれば、今の量が愛犬にとって適量になる。

体型をチェックするには、胸を撫でた時にあばらが軽く感じられる、背中を撫でた時に背骨をしっかり感じられるのが理想的だ。

 
Q.体格は食欲と関係ある?
チワワでも、体重が1~2kgの犬もいれば、3~4kg、あるいはそれ以上という犬もいる。どちらかといえば、体格が小さい犬よりも、大きい犬の方が食欲が旺盛な場合が多い。また、顔つきにおいても、鼻が長めの犬などは、短い犬と比べると口も大きく、1回にフードをくわえられる量も多くなるなどの違いが出てくる。

 
Q.チワワはムラ食いが多い?
チワワだからムラ食いが多いということはない。よく運動した日なのか、動いていないのかによっても、食欲は違ってくる。多少、日によって食欲の波があっても問題ないが、多くの場合は一定しているもの。もし、頻繁にムラ食いをしているのなら、どうしてなのか疑問を持つことは大切。健康状態をチェックしよう。

 

少食についての基礎知識

少食のチワワ

Q.少食って悪いこと?
少食の原因に、病気が隠れているかもしれない。そう疑うのは大切だ。きちんと動物病院で健康状態を確認してもらって問題がなければ、一見少食に見えてもその食事量が愛犬の体格や体質に適切ということになる。むしろ食べ過ぎなどで肥満になる方が健康問題は起こりやすい

 
Q.少食だとどんな弊害がでるの?
食が細いことの主な弊害は、子犬ならば「成長が遅い」こと。成犬でも「他のチワワと比べて体が小さく、痩せている」こと。

ただし、体が小さく痩せていても、元気であれば、その犬にとっての適量を食べていることになる。体格が細くてもしっかりしている、健康診断で内臓や神経、骨に異常が見つかっていないならば問題ない。

しかし、上でも述べた、胸のあたりを撫でてみて、あばらがあまりにも明確にゴツゴツとしていたら、痩せ過ぎとなる。どこか体調が悪い可能性が高いので、必ず動物病院で診断を受けよう。

 
Q.年齢で食欲は変わる?
子犬は、成長期でもあり、体づくりのためにもよく食べるもの。そして成犬になると基本的に食欲は落ち着く。7~9歳過ぎから老犬といわれる時期になってくると、若い頃より運動量が減り、代謝が落ちてくるため、少しずつ食欲も減ってくる。ただ加齢によるものか、そうでないのかを見極めるために定期健診は欠かさずに。

 
Q.去勢・避妊で食欲は変わる?
去勢や避妊手術を行った後、ホルモンの影響などから、食欲が増して、太りやすくなるといわれている。よく食べるようになったからと、食事の量を増やしてしまえば、肥満にさせてしまう恐れがある。肥満は万病の元といわれるだけに注意を。食事の量やカロリー、そして運動できちんと管理してあげることが大切。

 
Q.妊娠出産で食欲は変わる?
妊娠中、そして出産後の授乳中は、とにかく栄養が必要となる。そのため、母犬の食欲は増えるのが普通だ。1.5~2倍に食事量を増やしてあげなければ、子犬に栄養をもっていかれるため、母犬が痩せていってしまうことも。子犬が生後1ヶ月頃に離乳した後は、妊娠前の食事量に少しずつ戻すようにしていくこと。

 

飼い主ができることは?

少食のチワワ

ウチの子食べないんです、と言っている飼い主さんの中でも、犬を見ると十分栄養が足りていて、太っていたりするケースは意外とある。

食事の量という数字にこだわるのではなく、元気があるのか、体型はどうなのかをよく見ておくこと

今までは食べていたのに、食べなくなったならば、明らかに何らかの異常が起こっているとわかる。

しかし、子犬で家に連れてきた当初から食が細いと、「この犬は食が細い子なんだ」と思いがちだ。でも、実は先天性の病気が原因で食が細い可能性もある。他の病気があっても、食が細い以外の症状に気づいていないこともある。

子犬を迎えたら、まず健康診断を受けて、先天性の病気や奇形などがないかチェックしてもらおう。また成犬になってからも定期的に健康診断を行うことは大切。少食だったのが、病気が治ったとたん、よく食べるようになったケースもよくある。

病気が原因でないのに食べない場合は、その犬の体型や状況を見ながら工夫してみよう。おやつの量は適切か、運動量は足りているか。それでも食べず、そして痩せ気味なら、食べてくれるフードを探してみる、トッピングしてみる、などだ。体型と食欲のバランスが大事。それを忘れないようにしよう。

 
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チワワスタイル vol.23『これって健康に問題はないの?ウチのチワワがごはんを食べない!?』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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