ぽっちゃりコーギーに捧ぐダイエットレッスン。やってしまいがちな減量方法は?

 

 

ありがちなNGダイエットとは?

コーギーのダイエット

「もっと痩せないと!」「早く体重を減らさなきゃ」とやっきになると、つい以下のようなNGダイエットをやってしまいがち。犬の体と心にダメージを与えてしまうので、絶対にやめよう!

■肥満なのに激しい運動をさせる

肥満の犬や、高齢の犬などは特に、普通に生活しているだけでも足腰に負担がかかる。その上、激しい運動をするとダメージに。

またコーギーは遊び好きなので、例え足腰が悪くても、つい楽しくて無理しがち。

散歩やボール遊びは無理せず、バランスディスクの上で食事をさせたり、生活スペースにウレタンマットなどを敷いて歩かせたりなどのスロー運動を増やし、筋力アップを目指そう。

 
■フードを減らしすぎて犬にストレスがかかる

ダイエットには摂取カロリーを減らすのが一番と考え、フードを突然減らしすぎてしまうのはNG。

それでは犬の空腹感をあおってしまい、ストレスにもつながる。

結果、飼い主との関係が悪化することもある。

食生活の改善には、ダイエットフードに切り替える、ササミや茹でこんにゃくなどの低カロリー食材でかさ増しするなど、犬に満腹感を与えつつカロリーオフしていくことが大切だ。

 
■食事の栄養バランスが偏っている

ペット用フードは犬が1日に必要とする栄養をバランスよく配合している。

一方、手作り食では、どうしても栄養バランスが偏りがちで、犬の体調に影響が出ることも。またオヤツをあげすぎることでも栄養が偏ってしまう。

食事を手作りする場合は、1日に必要な栄養などを考慮して作り、フードやサプリメントなどで栄養を補うとよい。オヤツは適正量を小さくちぎって少しずつあげよう。

 

コーギー ダイエットの心得

コーギーのダイエット

 
■ダイエットのメインは食生活の改善

カロリーの9割は生活で消費され、運動による消費は微々たるもの。なので運動よりも、食事を工夫したほうが効果的。

量を減らすと犬のストレスになるので、野菜などでかさを増したり、ダイエットフードに切り替えて。

 
■無理は決してしないこと!

体重は一気に減らそうと思わず、1週間で体重の0.5~2%減を目安に。2%以上体重を落とすと、体にとって必要な栄養や脂肪まで落としてしまい、健康状態が悪くなることも。

ゆっくり着実に痩せればリバウンド予防にも!

 
■年齢や体調を考えたダイエット内容を

食生活の改善、運動、マッサージなどのダイエットはすべての犬に合うわけではない。犬の年齢や体調に合わせて様子をみながら無理なく行うことが大切。特に老齢犬の場合、運動方法は足腰に配慮して行おう。

 
■記録をつけてモチベーションUP!

ダイエットは記録するとやる気が続くといわれる。毎日、あるいは数日に1回でも、体重を測ってグラフなどにすると変化が目に見えるので、飼い主もモチベーションが上がりやすい。無理のない範囲で記録していこう。 

 

コーギーのダイエット まとめ

コーギーのダイエット

ダイエットのメインは食事改善。運動や遊びが大好きなコーギーの場合、ダイエットといえば「散歩でよく走ること」や「ボール遊びで足腰をよく動かすこと」などをイメージしがちなのではないだろうか。運動させると犬自身が喜ぶし、飼い主も充実感が得られるのだが、運動をさせすぎて足腰にダメージを受ける犬も少なくない。ダイエットだからと運動をがんばろうとせず、バランスディスクなどを使ったスロー運動を増やして筋力をアップさせるやり方が賢明だ。

食事を中心に、運動、ツボマッサージなどを無理のない範囲で試しながら、犬に合うダイエットメニューを組み立ててあげよう。ダイエット中は、こまめに犬の体型や体調をチェックすることも大切。1つの方法をただ実践し続けるのではなく、変化を見ながら食事を加減したり、運動を工夫したりすれば、なお効果的だ。

飼い主がダイエットを大変なもの、辛いものととらえるとプレッシャーになってしまい、犬との関係がピリピリしたものになってしまう。楽しみながらマイペースで続けることが、成功の秘訣につながる

 
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コーギースタイル vol.39『ぽっちゃりコーギーに捧ぐ ダイエットレッスン 結果にコミット編』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。
 

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