犬びより

【すべての犬&飼い主必読】なぜ怖い?カミナリの恐怖を科学する!

2019/03/19

閃光と轟音で犬たちを恐怖に陥れるカミナリ。今は平気でも、何かのきっかけで急にカミナリ嫌いになる犬も多い。全員、油断は禁物だ!
 

 

犬はなぜカミナリが怖い?

犬とカミナリ

犬がカミナリを恐れる要因としてまず考えられるのが、だ。

人には何も聞こえない時点で犬がカミナリがなっている時のような反応をし、その後で実際にカミナリの音が聞こえることがある。

ただし、一説には、犬はカミナリのときの空気中の電気や気圧の変化に反応しているとも言われており、音だけに対する反応がどうかは定かではない。

光も恐怖の原因として考えられる

カミナリは音がまず聞こえ、次に光が見える。

なので光でおびえているのは、音などとの相乗効果で怖いのかは不明。

フラッシュの光が苦手な犬はいるが、カミナリの光も同様に恐れていたのかというと、わからない。

また、ドーンという大きな振動を恐れている犬もいるようだ。

犬がこれらのうち、あるいはこれらの他何におびえているのか残念ながら解明はされていない。

だが、こういった通常の生活の中でありえないことが起こるので、怖いと感じてしまうことは確かだ。

 

犬がカミナリ嫌いなのは本能?

生まれたばかりの時期からカミナリを怖がる犬は少ない。

これをふまえると、本能的な要因で怖がっているとは考えにくい

ということは、犬は学習を繰り返すことでカミナリに恐怖を感じるようになるのか。

強いカミナリが近所に落ちて、強い衝撃を受けたり、カミナリ雲がいつまでも上空にいて、繰り返し刺激を受けたり、飼い主や同居犬が怖がるのを見ることによって急に苦手になる犬もいる。

でも、理由を断定することはできないのが現状。

 

対処法は手探りでやるしかない

犬とカミナリ

怖がる原因が今のところ特定されていないので、決まった対処法もないが、犬自身がケージの隅で震えるなど自分なりの対処法を決めることで、動作としてのパニックがおさまることはある。

ただし、精神的なパニックはおさまっていないので、様子を見守り、時にはそっと声をかけてあげよう。

犬の行動をふまえて工夫してあげると、ストレスをやわらげることができるかも。

精神的恐怖を根本的に解決できるわけではないが、犬の心を楽にしてあげる可能性はありそう。

 

犬にあった方法を見つけよう

1.カミナリの音を聞かせながらオヤツ
カミナリの音を録音し、日常的に聞かせて慣らす。犬が何かしている時にさりげなく流そう。音は小さくし、犬が平気なら徐々に大きくして様子を見て。さらに、聞かせながらオヤツをあげるなど、音に対していいイメージを与えると◎。

 
2.外飼いなら室内飼いにしてみる
音や光をもろに感じる屋外よりも、刺激の少ない室内で過ごさせたほうが恐怖心はやわらぐはず。無理ならカミナリが鳴りそうな時だけでも玄関に入れるなどしても◎。

 
3.家族はふだんどおりにふるまう
おびえる犬に「怖くないよ」などと声を掛けて過激にかまうと認識。余計にその行動を助長してしまう。自然なふるまいを心がけて。

 
4.稼動範囲を広くしてみる
犬は狭い場所の方が落ち着きやすいと言われるが、当てはまらない犬もいる。カミナリでパニックになっている犬をクレートなどに閉じ込めることで、犬は「逃げられない」と追いつめられて余計にパニックを起こすことも。この場合は犬を部屋で自由にウロウロさせたり、自分で落ち着く場所を探させたほうがいい。

 
5.カーテンや戸を閉める
カーテンをひいたり、雨戸を閉めて音や光の刺激をやわらげる。また、音を掻き消すことができるよう、ラジオや音楽を大きすぎないボリュームで流しても。ただし、停電の危険があるので、電池式のものを使おう。

 
6.カミナリが遠くで鳴っている時に遊ぶ
カミナリの最中、ボールやオモチャで一緒に遊んであげるなど、犬が好きなことをすることでカミナリの恐怖を忘れられるかも。犬に余裕があれば試してみて。

 
7.音を聞かせながら散歩してみる
録音したカミナリの音を聞かせながら散歩しつつ、たまにオヤツをあげてみよう。小音から徐々に音を大きくし、屋外でこの音を聞くことにも慣れてもらおう。天気が変わりやすい山に行く時などに役立つ。

 
8.ホメオパシーレメディを試してみる
鉱物や花のエッセンスを使って、カミナリ時の犬のストレスをやわらげる方法もある。専門家に相談すると、犬に合ったカミナリ対策の処方をしてもらえるはず。

 

やってはいけないこと

犬とカミナリ

■怖がっている犬を叱る
たとえ叱ってもおびえることは治らないし、余計に恐怖心を高める恐れもあるので絶対にやめよう。ふだんどおりに接して。

 
■家族が過剰にかまう
おびえる犬を抱っこしたり、声をかけるなどしてしまうと、犬は怖がれば優しくしてもらえると認識し、余計に怖がるように。

 
■狭い場所に無理やり閉じ込める
犬が自ら入りたがっているなら話は別だが、そうではないのに閉じ込めるのはNG。逃げられないことでさらにパニックになることがある。

 

やらなければいけないこと

■犬が安定できる場所を確保
例えば、怖いときにベッドにもぐる犬なら、ドアを開けて寝室へ行けるようにしておくなど、逃げ場へのルートを開放しよう。

 
■危険なものを片付ける
パニックになった犬は、ものを噛んだりひっかいたりすることも。そうされて困るもの、危険なものは犬の周りから排除しておこう。

 
■脱走経路を断つ
窓や玄関のドアは開けておかないこと。万が一の時のために、玄関の戸の前にラティスやサークルを立てて脱走を二重で防止すると◎。

 
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Shi‐Ba vol.36『他人事じゃない!すべての犬&飼い主必読 カミナリの恐怖を科学する!』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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