※レシピの材料は「体重2kg、運動量普通」の健康な成犬のチワワの１食分を目安としています。
基本のレシピ
1食分 83kcal
＜材料＞
ごはん・・・・・・20g
ジャガイモ・・・・15g（生、皮むき）
鶏ムネ肉・・・・・10g（生）
ブロッコリー・・・10g
ウズラの卵・・・・1 個
低脂肪乳・・・・・10㏄
＜作り方＞
1.ジャガイモを柔らかくなるまで茹でてよくつぶす。ブロッコリーはさっと茹でてからみじん切りにする。
2.鶏ムネ肉を細かく刻み、小鍋に少量の水を加えて加熱。白く色が変わったらごはんと1を加えて全体に混ぜ、器に盛る。
3.ウズラの卵で目玉焼きを作って２に乗せる（2に加えて一緒に混ぜてもOK）。
4.低脂肪乳10㏄に水5㏄を加えて食後に与える。
＜ワンポイント＞
ごはんは消化がよく、手作り食には好ましいエネルギー源だが、それだけだと食事のカサが少なくなるため、繊維を含み、低カロリーなジャガイモでカサを増している（この場合は低脂肪乳）。食後の水分は口腔内に食べ残しが残らないようにするのに役立つ。
ボリューム満点おじや
1食分 85kcal
＜材料＞
ごはん・・・・・・・・15g
サツマイモ・・・・・・15g
絹ごし豆腐・・・・・・20g
鮭・・・・・・・・・・15g（生、皮なし）
キャベツ・・・・・・・5g
低脂肪乳・・・・・・・10㏄
＜作り方＞
1.サツマイモはあらかじめ柔らかく茹でてつぶし、キャベツはさっと湯がいてみじん切りにしておく。
2.水洗いした鮭、ごはん、豆腐、水15cc を小鍋に加えて加熱しながらスプーンでつぶす。
3.2の火を止めてから1と低脂肪乳を加える。
※写真は撮影用にごはん、豆腐、低脂肪乳を混ぜた以外は、それぞれ加熱調理してからみじん切りにして飾っています。
※魚型の飾りは、鮭の血合い肉を茹でてくり抜いたものです。飾っても飾らなくても問題ありません。
＜ワンポイント＞
鮭や豆腐に含まれる良質な脂肪酸やたんぱく質が換毛期の栄養をサポートする。さらにごはんよりも低カロリーで食物繊維の多いサツマイモと合わせることで、食事のカサも増えるため、量的にも満足できるレシピ。
特別な日のごはん
１食分 87kcal
＜材料＞
ごはん・・・・・・20g
茹で卵・白身・・・1/3個分
茹で卵・黄身・・・1/5個分
和牛モモ赤身・・・15g
小松菜・・・・・・10g
大根・・・・・・・20g（皮むき、おろしておく）
ニンジン・・・・・5g
＜作り方＞
1.茹で卵から分量の白身と黄身を取り分け、それぞれみじん切りにする。
2.ニンジンは柔らかく茹でてから花形を抜き取り、残りはみじん切りに。小松菜もさっと湯がいてからみじん切りにする。
3.和牛モモ肉もさっと湯がいて灰汁を取ってから、みじん切りにする。
4.大根、ごはんを小鍋に入れて加熱し、混ぜながら軽く水分を飛ばす。1の茹で卵の白身を入れて混ぜる。
5.セルクルの内側にサランサップを巻く（型から飛び出た部分はそのまま立ち上がらせておく）。一番下に4の1/2 量のごはんを薄く敷く。2のみじん切りにした小松菜とニンジンをその上に薄く置いていく。
6.5の上に4の残りのごはんを敷く。その上のフチ部分に1の卵の黄身を、中央に3の和牛モモ肉を置く。
7.セルクルをそっと抜き取る。サランラップをはがして成型する。
8.花形のニンジンを飾る。ニンジンの中央に茹で卵の白身をひとかけら置くとかわいくなる。小松菜の小さな葉を飾ってもよい。
＜ワンポイント＞
撮影では直径6cmのセルクル（底のない型）を使用。100 円ショップで購入できるので、１つあると便利。セルクルがない場合は小さなお茶碗などにラップを敷いても作れる。愛犬が食べる時は、牛肉が全体によく混ざるようにしてあげないと野菜部分を残す可能性がある。飾り付けをしないで、下処理した材料をすべて混ぜて与えてももちろんOK。
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チワワスタイル vol.26『気になる人は読んでみて！ 手作りゴハンのイロハ』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。