ご存知の通り、コーギーは長い歴史を持つ犬種。その分、いろんな伝承やウワサ話も多く残されています。ファンタジーとロマンにあふれたコーギーのウワサ話、ご紹介しましょう!
1.妖精と仲良くなった子供がプレゼントされた2匹のパピィ
2.妖精の子供の遊び相手を務めていた心優しき犬
3.古代ウェールズの王族もコーギーがロイヤルドッグ!?
4.バイキングとコーギーの切っても切れない関係とは?
妖精と仲良くなった子供がプレゼントされた2匹のパピィ
イギリスのウェールズ地方にはコーギーに関する伝説がいくつかあります。
いわく「ウェールズの子供が妖精と友達になった。妖精はこれを喜び、彼らに2匹のパピィを与えた。穴の中で遊んでいた彼らはキツネの子のつがいのよう。金色に輝く毛、短くまっすぐで太い足、キツネにような顔を持っていた。柔和な瞳をもつパピィを、子供は村に連れ帰ってきた。」
このパピィがコーギーで、彼らはウェールズの人々のパートナーになりました。
妖精の子供の遊び相手を務めていた心優しき犬
上記の伝承で、パピィを連れ帰った子供は、家族に「この小さい犬は妖精からの贈り物だ」と告げました。
ウェールズの豆仙人(長老のような存在を示すのでしょう)も「この小さい犬はコーギーといい、妖精の馬車を引き、妖精の牛を追い、妖精の騎士を乗せ、そして妖精の子供達の遊び相手となっていた」とも言いました。
コーギーの首周りにある白い毛の部分をサドル、または「妖精の鞍」とも呼ぶのは、この伝説が元になっています。
古代ウェールズの王族もコーギーがロイヤルドッグ!?
かくも長くウェールズの人々に愛されてきたコーギー。その証拠も見つかっています。
ウェールズ中部にある9世紀頃の遺跡から、コーギーに似ている犬の前足が発掘されたのです。この遺跡は古代ウェールズ王族の住居跡だと考えられていますから、コーギーがコンパニオンドッグだった可能性もあります。
現代のイギリスでもコーギーはロイヤルドッグの地位にあるので、王族とコーギーの関係はとても良いと考えられています。
バイキングとコーギーの切っても切れない関係とは?
スウェーデン原産の牧洋犬「スェーディッシュ・ヴァルフント」は、コーギーととても関係が深い犬種です。
8~10世紀、ウェールズを攻めたバイキングがスェーディッシュ・ヴァルフントを伴っていて、その一部がウェールズに残りコーギーになった、とする説が現在では有力なのです。
一時期絶滅しかけたスェーディッシュ・ヴァルフントですが、保存活動により盛り返しました。コーギーと同じく胴長短足で少し体が大きいのが特徴です。
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コーギースタイル Vol.34『知っておくとちょっとうれしい!? コーギーに関するウワサ話』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。