大好きだけどよく知らない。まるで片思い中の学生のような切ない思いをしなくて済むように、しっかり知識を身につけよう。
THE 尻雑学
1 犬のシッポの骨は何本?
大半のほ乳類の首の骨は7本、人間もキリンも同じ数だ。動物のシッポの骨の数も同じなのだろうか?
犬のシッポには、小さい骨が約20個集まっている。数は種だけでなく、個体差にもよる。
力強く見えるが、細かい骨で形成されているため、強く踏まれたり引っ張られたりした時の衝撃には弱く、骨折や脱臼をしてしまうこともある。
2 肛門のニオイを嗅がれるのは嫌?
犬同士の挨拶と言えば、肛門を嗅ぎあう姿を想像する方も多いだろう。しかし、嗅がれることを嫌がる犬もいる。
考えられる理由は個人情報が漏れるのを避けたいという気持ちと、自分の尻に他犬の顔を近づけるのを怖がっている場合。特に性格の弱い子に見られる。
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3 シッポの振り方が犬によって違うのは?
シッポを横に振る子もいれば、回すように振る犬もいる。回し方で感情表現が異なることはなく、あくまでも犬の個性による。
人に例えると、喜んでいる表現は見れば分かるが、その表現の仕方や表情がそれぞれ違う。それと同じことだ。
4 ウンチの後に地面を蹴る意味は?
群れを作る犬が自分のニオイを拡散させ、自分の存在をアピールするためだと言われている。
逆にウンチを隠す猫の場合、単独で生きているため、襲われないように自分の存在を隠したがっている。
5 シッポを追う犬、その理由とは?
シッポが自分の一部でないようにちょこっと動くのを見て、追いかけて捕まえようとして遊んでいるのかも。
もうひとつの理由はストレスである場合だが、柴犬は前足をなめるケースが多い。
脳障害や神経の異常により、シッポを噛む犬もいる。
愛犬の様子を見て、気になる様子があるなら、専門家の診断を仰ごう。
6 尻を人の足の上に乗せるのはなぜ?
家族の足の上にわざわざ座る犬。上位に立ちたい行動の表れといわれているが、すべての犬に当てはまるわけではない。
飼い主に対する依存が高い犬に見られる。
7 差し尾の犬がシッポを下げるのはどんな時?
犬がシッポを下げる=不安な気持ち、と言われているが、差し尾はスタンバイをしていない時や、リラックスしている時は下がっている。
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8 犬の歩き方には名前がある?
犬の歩き方、専門用語では歩様というが、ドッグショーでは審査の重要な対象になる。それぞれの名称を紹介しよう。
のんびり歩くのはウォーク。疲れがもっとも少ない歩様だ。
対角線上の前足と後ろ足が交互にでて、早歩きをするのがトロット。
同じ側の前足と後ろ足が出るのはアンブルと呼ばれる。
4本の足が時々地面から離れて飛んでいるように走るのはギャロップ。
その他、10種類以上ある。奥が深い。
シッポを振るようになるゲームがある!?
ここまで読んでくれたあなたにとっておき情報をお伝えしよう。日本犬のシッポをフリフリにするヒントだ。
飼い主が一方的にではなく、犬の気持ちを汲み取り、笑ったり言葉をかけたりして、犬を楽しい気持ちにしてあげることがコツ。
愛犬との意思疎通ができていることも重要。愛犬との関係性を築くことが、シッポフリフリ犬への上達なのだ。
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Shi‐Ba vol.43『改めて声を大にして言わせてもらいます 日本中が待ち望んだ尻特集 私たち柴犬の尻が大好きなんです。』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。