あなたは愛犬のすべてを把握していると胸を張って言えるだろうか? 健康状態や苦手なものなど重要事項を知らないと、緊急時に大問題になることも。もっと愛犬の情報をインプットすべく、愛犬診断テストをやってみよう。
愛犬診断をやってみよう!
家族分をコピーし、相談し合わずに回答してみましょう!最初はわからなくても、答え合せをして内容をきちんと把握すればオッケー!
(1)愛犬の生年月日・年齢・性別・体重は?
(2)愛犬は去勢・避妊している?
(3)愛犬の病歴は?
(4)愛犬が飲むべき薬の有無、ある場合それが何か、量、回数、ある場所、飲ませ方がわかる?
(5)愛犬のバイタルサイン(呼吸数、脈拍数、平熱)を知っている?
(6)愛犬のアレルギーの有無は?
(7)救急箱の場所は?
(8)かかりつけの動物病院の場所、連絡先は?
(9)土日祝、夜間など開いている動物病院をなるべく近所で知っている?
(10)もっとも近所の動物病院は?
(11)愛犬の犬仲間の名前や、連絡先を言える?
(12)普段の尿や便の状態を良く知っている?
(13)普段の尿や便の回数、する時間を知っている?
(14)愛犬が怒ったりイヤがる人、犬、態度などを知っている?
(15)愛犬が触られてイヤな部分は?
(16)愛犬が触られて喜ぶ場所は?
(17)愛犬のお手入れ方法や頻度は?
(18)愛犬の普段の体臭を把握している?
(19)愛犬の耳あかの状態を把握している?
(20)使っているお手入れグッズとしまってある場所は?
(21)毎日の散歩の回数と時間の長さは?
(22)トイレに行きたいときの動作、教え方は?
(23)排泄時の愛犬のこだわり(人気がないところではしないなど)は?
(24)散歩に携帯するものは?
(25)朝昼夜の犬の居場所を全部把握している?
(26)愛犬の食事の回数・時間、内容(市販の場合は銘柄)は?
(27)食事のときに気をつけることは?
(28)食事を下げるタイミングは?
(29)愛犬の居場所の掃除の仕方は?
(30)愛犬の起床・就寝時間は?
(31)行きつけのトリミングサロンやペットホテルは?
(32)愛犬の一番の好物は?
(33)愛犬が嫌いな食べ物は?
(34)与えてはダメな食べ物は?
(35)愛犬ができるコマンドとコマンドの出し方(シット、オスワリなど)は?
(36)愛犬が嫌いなコトは?
(37)愛犬が嫌いなコトへの対処法(嫌いな犬に近づけないなど)は?
(38)愛犬が好きなコト、人、犬は?
(39)愛犬が好きな場所は?
(40)しつけ教室やペットシッターの連絡先は?
(41)愛犬の趣味やクセは?
(42)愛犬が執着するものは?
(43)どんな時におびえる?
(44)パニックになる時の原因・状態・おさめ方は?
(45)車の乗せ方は?
(46)外出、お泊り時用のグッズのある場所は?
(47)吐く直前の様子は?
(48)近隣の保育所、警察の場所、連絡先は?
(49)畜犬登録番号と控えのある場所は?
(50)犬の写真のありかを知っている?(脱走時などの捜索ポスター用)
点数のつけ方
○(2点) →完璧な正解の場合
×(0点) →完璧な不正解の場合
△(1点)→ある程度の正解がある場合
85点~
「たいへんよくできました!」レベルの花マル飼い主さん。満点以外の人は、不正解の箇所を復習して、100点飼い主さんを目指して。
65~85点
「よくできました」程度の愛犬度。愛犬について十分関心は持っているようだが、まだまだ愛犬ツウとはいえないレベル。
~59点
通信簿でいえば「がんばりましょう」レベルの飼い主さん。愛犬に無関心、あるいはかわいがっているかもしれないが、基礎知識は不足気味。
まとめ
愛犬診断の目的は、家族全員が犬の情報を共有し、万が一のときにも対応できる準備をすること。
実際「いつも面倒を見ているお母さんが倒れたりしたら、犬の世話はどうしたら……」などと不安に思う人は少なくないはずだ。
あらかじめ家族全員が、犬にまつわる情報を把握していれば、スムーズに対応でき安心。
また、例えば便が出ない日があった場合、食べた量がふだんより少なかったからだとか、珍しく早朝の散歩をしたためすでに排泄したからだ、など原因がつきとめやすくなるので、あわてずに済むなどのメリットがある。
こうした利点をふまえ、家族みんなで診断にチャレンジ。回答が終わったら全員で答え合わせをし、点数が低い人はもちろん、高得点の人もできなかったことを確認して、全員が100点になるまでおさらいしよう。
ちなみに5問目のバイタルサインなどは、動物病院に聞かないとわからない場合も多いので、これを機に調べておこう。
なお、正解のすべてを暗記しておくのは難しいので、正解を書き込んだ用紙を、家族みんなが見られる場所に置いておくのもいいだろう。
また、回答とともに、犬に関するものをすべて1ヶ所にまとめておくことも情報の共有化に役立つはずだ。
フードやオヤツ、薬、散歩グッズ、救急箱など日常生活に必要なものや検査結果表、動物病院でかかった領収書、混合ワクチンの証明書、薬表など医療関係のものなど、犬に関連するものはすべて専用のボックスにまとめておくと安心。
例えば薬とフードを一緒にしておくと、食事の時にあげることを忘れにくい。また他の家族がいない時に犬の具合が悪くなった場合、ボックスの中をみれば行くべき動物病院や獣医師に説明すべき病歴などが一目瞭然に。
加えて、忘れがちだが、万が一の時のためのお金やクレジットカードを、安全かつ家族全員がわかる場所にキープしておくことも大切。
日々の愛犬の様子について、家族で情報交換をするのもいいだろう。
話すのが時間的に難しい場合は、犬日記をつけておくこともオススメだ。しつけの内容、病気のことなどをなんでも書き込めるノートがあるといい。ポイントは、毎日の義務にしないこと。好きなときに書いたり見たりすることで、長く続けることが可能になるだろう。
飼い主の心配、預かる人の不安を解消!必ず役立つ愛犬に関するお世話ノート
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Shi‐Ba vol.38『アナタは本当に愛犬のこと知っていますか? Shi‐Ba流 愛犬診断50』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。