飼う前に思い描いていた犬のイメージと、愛犬との間にギャップを感じたことはないだろうか?今回は柴犬の性質と、愛犬とより仲良くなるための方法をご紹介。
1.柴犬はこんな性格
2.柴犬にありがちな性格傾向を理解しよう
3.柴犬が苦手なこと
4.柴犬との接し方
5.柴犬へのほめ方
6.思い込みを捨て、柴犬の性質を理解しよう
7.柴犬の集中力
8.集中力が続かない&キレやすいは改善できる
9.柴犬ならではの相談ごと
10.犬の気持ちを優先させること
柴犬はこんな性格
■見た目よりもずっと繊細
一見強そうだし、ストレスを感じると攻撃的な行動に出る柴犬もいるので、ワイルドな性格だと思われがち。しかし実はとってもデリケートな性質の持ち主。攻撃的行動は恐怖心の裏返しだったりも。
■触られるのが苦手
スキンシップと言えば、例えばレトリーバーなら飼い主の膝に乗って喜ぶところだが、柴犬は足先にあごを乗せる程度で満足。しつこく撫でられる、束縛されるのを嫌い、爪きりなどのケアも苦手。
■環境の変化に弱い
部屋に知らないものが置かれていたり、新しいオヤツが導入されたりすると、好奇心よりも警戒心が先に立つ。知らない人を受け入れなかったり、慣れない環境下では普段できることができなくなったりも。
■集中力が続かない
猟犬時代は、人の指示を集中して聞くような性質は求められてこなかったため、集中力は長続きしない傾向に。長時間のトレーニングや遊びに飽きてしまうことも多い。
多くの柴犬にありがちな性格傾向を理解しよう
柴犬は環境の変化が苦手でルーティンを好むとか、ベタベタ触られることが苦手、集中が続きにくい、見た目よりずっと繊細な神経の持ち主である、などの特徴がある。
ただし、最近では洋犬のようにフレンドリーでオープンな性質の柴犬も増えてきている。また生まれ持った性質に加え、経験や飼育環境などによっても犬の性格は変わってくる。
とはいえ、柴犬ならではのデリケートな性質を色濃く残す犬も多いことは確かだろう。
さらに昔のように庭につなぎっぱなしで飼っていた時代とは違い、犬と人との距離が近い現代の飼育事情では、こうした性質がネックとなることも少なくないはず。もっと愛犬と仲良くなるために。柴犬の性質について、その傾向と対策を詳しく見ていこう!
柴犬が苦手なこと
飼い主が「犬だから喜ぶはず」と思うようなことも、実は苦手としている柴犬は多い。
■ベタベタされること
【他犬種との違い】しつこいスキンシップはNG
ベタベタしたいタイプが多い洋犬とは違い、柴犬は飼い主ともくっついて寝るより足元に寄り添う程度、他犬とはお尻を嗅ぎ合う程度のライトな接触を好む。
【性質の活かし方】幼い頃から慣らせばいけるかも
社会化期から日常的に触れ合って慣らすことで、スキンシップを受け入れてくれるようになるケースも。犬が触れ合いを嫌がる前にやめること。
■知らない人や犬と関わること
【他犬種との違い】見知らぬ者になびかない
環境の変化に弱い柴犬。いつもの自宅や公園でも、知らない人や犬がいれば、犬にとっては環境の変化となる。警戒したり、相手に吠えたりするような柴犬もいる。
【性質の活かし方】さりげなくそこに居続ける
「見知らぬ人役」の人を用意し、まずは犬の存在に気づいていないかのようにその場にいてもらおう。すると犬はその変化に慣れていく。犬が落ち着いたら、飼い主に確認の上、接触しても。
【こんなケースも】ヘラヘラしつつ急に噛む
人懐っこい柴犬の中には初対面の人に自ら近づきながら、人が手を出す、声をかける、目を合わせる、座りなおすなどの動きに対して反射的に噛む犬もいる。
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柴犬との接し方
日常生活やお手入れ、トレーニングなどは、柴犬の性質に合わせて行うことでもっとスムーズに!
■ルーティーンな行動を意識
【他犬種との違い】変化を好まず「いつも通り」が好き
散歩後はいつも玄関の外でお母さんに足を拭いてもらってから家に入る、など毎日同じ流れでことが運ぶことに安心する。少しの変化にも慌てやすい。
【性質の活かし方】苦手なことはルーティーンを意識
できればお手入れなど柴犬が苦手なことは、ルーティンを意識して、いつも同じようなタイミング、状況でやってあげたい。変える場合は徐々に変えること。
【こんなケースも】足拭き担当が替わって同様
足拭きをする時、ある日玄関の「中」でやられてパニックになった柴犬も。中で拭きたいなら最初は扉を開け、犬が慣れたら閉める等段階を踏む。
■環境の変化はゆっくり
【他犬種との違い】住環境や食事の変化が苦手
なんでも意欲的に食べる洋犬と比べて、食べたことのないオヤツや新しいオモチャを、何度もにおいを嗅いで確認ないと受け入れない柴犬は多い。
【性質の活かし方】変えるならじわじわと
新しいオヤツは与えるタイミングや環境を変えながら繰り返し与えることが必要。オモチャは柴犬の目のつくところに置いておこう。
【上手な変化の付け方】少しずつ、時間をかけて変えていく工夫を
上記の例でも紹介しているが、何かを変える際は急にすることは避けて、じっくりと時間をかけて行うことが大切。飼い主にとってはよかれと思う変化や、ちょっとした変化であっても、犬にとっては大きな衝撃になることもあると理解しよう。
■しつけの際はじっくりと
【他犬種との違い】丁寧に向き合う必要がある
洋犬に対し、柴犬は成長に応じてじっくりとしつけをしていく必要がある。プードルなど飲み込みの早い犬種と比べず、犬の成長に応じて取り組もう。
【性質の活かし方】成長に応じて根気よく教える
プードルは3段階で仕上げるしつけも、柴犬は6段階にする配慮を。仕上がりレベルは一緒なので問題なし。理解力が乏しいのではなく、繊細で気が散りやすく、集中できないことも多い。
柴犬へのほめ方
言葉+犬が好きなことを組み合わせると効果的にほめやすい。犬が好きなことを理解しよう!
■愛犬が本当に好きなオヤツを
【他犬種との違い】オヤツ嫌いな犬はそういない
洋犬と同じく、柴犬もオヤツを好きな犬が多く、誘導やごほうびとして使える。日本の犬だから魚系がいい印象だがそうとも限らない。
【性質の活かし方】タンパク質の多いオヤツを活用
肉でも魚でも、よりタンパク質が多いもののほうが喜ばれる傾向に。日本犬だから魚がいいと決め付けず、いろいろ試して、犬が喜ぶものをトレーニングに活用することで、ほめる気持ちを伝えよう。
■声かけはごほうびとセットで
【他犬種との違い】笑顔やほめ言葉は理解している
ほめ言葉のニュアンスや笑顔の表情については、柴犬も感じることができるとされる。気持ちを込めて、言葉でほめることも大切。
【性質の活かし方】好きなオヤツなどを組み合わせて
とはいえほめ言葉だけでは伝わらないので、好きなオヤツをあげたり、遊びをしながら言葉をかけることは大切。オヤツやオモチャを出す合図として家族間でひとつのほめ言葉を決めておこう。
■一緒に遊ぶことがごほうびに
【他犬種との違い】一緒に遊ぶことがごほうびに
オモチャは一緒に楽しく遊ぶことがごほうびに。新しいオモチャではすぐ遊ばない柴犬も多い。すぐオモチャに飽きるのは、そのオモチャや遊び方が好みでないのかも。
【性質の活かし方】遊ぶ体験とセットでほめる
引っ張りっこが好きな柴犬は多いが、遊びの好みは個体差もある。さまざまなオモチャ&遊び方を一緒に楽しみ、犬がどんなオモチャでどう遊ぶのが好きかをチェック。ほめる時は好きな遊びをしよう。
■撫でるのは逆効果にも
【他犬種との違い】触れ合いが苦手な場合も多い
多くの洋犬と比べて、触れ合うことが苦手な柴犬は多い。このためほめる時に撫でると、かえって逆効果になってしまうこともあるので注意。
【性質の活かし方】撫でられることが好きな犬に限定を
食事中に急に触ったり、上から覆いかぶさるように撫でるのは厳禁。撫でてほめたいなら、触られる練習が必要(専門家に頼むと安心)。撫でられることが苦手な犬に対しては、オヤツや遊びなど、他の方法でほめよう。
思い込みを捨て、柴犬の性質を理解しよう
柴犬はベタベタ触られるのが苦手な犬が多いので、抱っこされるのを嫌がったり、ほめる時に撫でたりすると、逆効果になることも。また食事中にいきなり背中を撫でたり、上から覆いかぶさるように手を出したりすると、犬は驚いてしまう。犬が心地よいと感じる触り方や、タイミングを考えてスキンシップを図ろう。触る程度や場所の好みは犬にもよるが、胸などをゆっくり撫でられるのは比較的抵抗がない犬も多いはず。また生後3ヶ月頃までの社会化期に、いろいろな触り方をして慣らすことで、ある程度スキンシップが好きな犬に育てることは可能。
また、「愛犬にはいろいろな経験をさせて、刺激を受けさせたい」と考える人の気持ちもわかるのだが……。柴犬は変化を好まず、ルーティンで動くことで落ち着く。予測できないことに弱い。例えば『犬は自然の中で遊ぶのが好き』という飼い主の思い込みから、外出経験が少ない柴犬を旅行に連れ出したりすれば、犬にとってはものすごいストレスになってしまう。ペットホテルにもいきなり預けるのではなく、以前から何度も通い、徐々に滞在時間を長くするなどしてホテルの環境に慣らしてあげることが必要だ。子犬の頃から少しずつ、楽しい思いをしながら変化をつけていくと、変化に対応する力がつき許容範囲の広い犬に育つ。
さらに、「犬はオモチャが大好き」と考えている人は、愛犬が新しいオモチャを喜ばないことに首をかしげるかもしれない。環境の変化に弱いという話にもつながるが、新しいものにも警戒する柴犬は多い。新しいオモチャは、犬が受け入れるまでは目のつく場所に置いておき、慣れたら一緒に遊ぶようにしよう。引っ張りっこが好きな犬は多い。ぬいぐるみをボロボロにしてしまうのは、与えっぱなしにしているせい。一緒に遊ぶ時以外はしまい、遊び時間にメリハリをつけるといいだろう。
性質には個体差もあるので、愛犬の本当の気持ちを読み取るためには、ぜひボディランゲージをチェックする習慣をつけてほしい。正しく読めるようになれば、犬にストレスを与えない接し方ができるようになり、愛犬ともっと仲良くなれる
柴犬の集中力
学習能力は低くはないが、集中力が長続きしない柴犬。性質をふまえたトレーニングが必要だ。
■歴史的に求められなかった
【他犬種との違い】集中力より自立心を優先された
牧羊犬のように共同作業の中で人の指示を聞くような集中力を求められた犬種に対し、柴犬は自分で獲物を見つけることを求められ、集中力は求められなかった。
【性質の活かし方】集中できる環境、時間で行う
トレーニングや遊びなどは、犬が集中できる場所や状況、時間内で行うことが大切。集中力がきれた後もダラダラと続けていても、意味がない。
■やる気が続きにくい
【他犬種との違い】ごほうびのハードルが高い
レトリーバーはドッグフード1粒でも喜ぶこともあるのに対し、柴犬は特に好きなオヤツでないとモチベーションが上がりにくく、集中が続きにくい。
【性質の活かし方】特別なオヤツや遊びを使い分ける
集中してトレーニングなどをさせたい時には、柴犬が特に好んでいるオヤツや遊びで誘導したり、ごほうびとして使うと、集中力を上げやすくなる。
■ホームで集中できてもアウェイでは無理!
【他犬種との違い】環境が変わるとさらに集中しにくくなる
環境が変わると普段できていることができなくなる犬は多いが、柴犬は特にその傾向が強い。これは飼い主が集中してほしいと思う、目の前にあることよりも、周りの状況のほうが気になって集中力がさらに落ちてしまうため。
【性質の活かし方】完璧を求めず、犬と折り合いをつける
家でできるオテが外ではできなかったり、いつも着ている洋服をよその家で着られないのは仕方のないこと。周りの環境が変わると、ただでさえ繊細な柴犬はより敏感になる。それを理解して、多くを求めすぎないこと。
■集中力が続く時間が短い
【他犬種との違い】2分で集中が途切れる犬も
最初はどんな犬種でも2分集中が続けばいいほう。何事も無理に続けようとせず、犬の集中に合わせて行うこと。
【性質の活かし方】集中できる時間帯に、短く
通常は集中力が続きにくいので、何かをさせる時には短く時間を区切って行うことが大切。食事の前後など、時間帯によっても集中力は変わってくるので、配慮しながら行おう。
↓具体的に↓
【散歩】食事の前に連れて行く
通常は食事前がいいが、散歩のタイミングは時々変えたほうが、急に別の時間帯に行くことになった際のストレスが少ない。健康な成犬なら1日5キロ(早歩きで1時間程度)は歩かせよう。
【しつけ】散歩後の食事前がベスト
体力発散後、オヤツへの意欲が高い食事前に。空腹すぎてオヤツに興奮するなら半分程度食事を与える。3分の練習を、休憩を入れながら1日に5回×3セットなど、時間を区切って行い、成功しているうちに終える。
【遊び】犬が飽きる前にやめる
タイミングは決めなくてOK。犬が飽きる前に終えること。オモチャは破壊や飽きることを防ぐため遊ぶ時以外はしまう。ものを守らない犬なら、口遊び用に、安全なオモチャを与えてもよい。
トレーニングや遊びの最中、オヤツを出しても寄ってこなくなったり、床のにおいを嗅ぐようになったら、犬の集中力が途切れた証拠。早めに切り上げよう。トレーニングは犬のモチベーションを損なわないよう、成功しているうちにやめるのが基本。だがうまくいかなくても、一度集中力が切れた後は切り上げて。次回からは集中力が続くうちに、成功して終わらせるように意識しよう。また「もうちょっと続ければもっとうまくできそう」という時も、犬が集中していなければ、深追いしないこと。
集中力が続かない&キレやすいは改善できる
「柴犬は学習能力が低い」という説は本当なのだろうか?実際はそうではないのだが、人間側の問題でそう見えてしまうところはあるかもしれない。例えばプードルなど早く学習できる犬種と比べると、柴犬は飲み込みが遅いと感じることも。しかしこれは柴犬の学習能力が低いせいではなく、繊細な性質ゆえにちょっとしたことで気が散りやすく、集中力が続きにくいことが原因。そこを理解して、トレーニング時間を短く区切ったり、犬のモチベーションを上げるごほうびを用意する、周りの環境に犬の気が散る原因がないかを見直すなど、配慮してあげることでトレーニングの進みが早くなることもある。幼いうちから社会化し、さまざまな環境の変化に慣らせば、集中力も続きやすくなる。
では「柴犬はキレやすい」というのはどうだろうか?繊細な性質である上に、柴犬はじっと我慢しがちな傾向もある。それが何かのきっかけに振り切れてしまうことはあるだろう。そういう時、人間は攻撃的な態度だけに目を向けがちだが、今まで犬が我慢してきたからこそ出た行動だと理解を。犬に攻撃的な行動をさせないためには、社会化期にさまざまなものに慣らしておくことが大切。すでに成犬であっても、お手入れなどこれからも経験すると予測される、苦手なことを克服できるよう、少しずつ慣らして。まったく平気にはならなくても、受け入れてくれるようにはなる。
学習能力は低くはないが、集中力が長続きしにくい柴犬。性質をふまえたトレーニングが必要だ。
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柴犬ならではの相談ごと
1.ブラッシングなどのケアがしにくい
ブラッシング、爪切り、耳掃除といったケアをしにくい犬は多い。無理に行わず、爪切りなら爪に器具をあててオヤツをあげ、慣れたら1本切ってオヤツを、と段階を踏んで慣らすか、プロに任せても。
2.オモチャや食器など特定のものを守る
犬がオモチャや食べ物を守るのは、安心できないという気持ちの表れ。犬が守るものは与えないようにし、できれば専門家の指導を受けて、安心して食べたり遊べる環境を作ることがおすすめ。
3.地面のにおいを嗅いでばかりいる
散歩中、地面のにおいを嗅ぎたがる柴犬は多い。歩くことにしっかり集中させたければ、オヤツを使って飼い主に集中を向けさせながらきちんと歩かせつつ、合図を出した時にだけにおいを嗅がせる「許可制」をとるのがおすすめ。
4.体に触られることを嫌い、しつけがしにくい
ひざの下をくぐらせて行うフセのトレーニングにおいて、ひざとの接触を嫌ってできない柴犬も。ごほうびをより好きなものに変えたり、別の練習方法にして対策。
5.飼い主のことは好きだが、共同作業については微妙
柴犬は人と共同作業をすることを歴史的に求められてこなかったため、飼い主は好きでも一緒に遊ぶのを好まない犬も。犬が好むコミュニケーションを研究して。
柴犬の飼い主の傾向
小型犬の飼い主は犬とデリケートに接する人が多いが、柴犬の飼い主は、ラフに厳しく接している人が多い印象。
柴犬は、繊細な神経を持っているので、犬の反応を見ながら丁寧に接することが必要だ。ストレスがかかると攻撃的行動に出る犬もいるが、そこで叱るとより恐怖が増したり、不信感の元になってしまう。
いい行動をほめながらしつけ、困った時は専門家に相談をしよう。
犬の気持ちを優先させること
柴犬と暮らす上で心がけたいのは、飼い主の願望を完璧に目指そうとするのではなく、犬の気持ちをくんだ上で、折り合いをつけながら接すること。例えば「プードルのように早くトレーニングを習得してほしい」とか「レトリーバーのようにフレンドリーになってほしい」といった飼い主の願望を追求しすぎると、必然的に柴犬に我慢を強いることになる。しばらくの間は犬が従っていたとしても、我慢を繰り返すうちに、攻撃的な行動に出てしまう場合もあるので本末転倒だ。
レトリーバーなどの陽気なタイプの洋犬は、人でいえばラテン系のような感じ。細かいことは気にせず、誰にでも愛想がよく、多少ラフに扱っても大丈夫な印象。対して柴犬は、人でいえば日本人気質。細かいことが気になるし、人見知りもあるので、丁寧に接する必要がある。でも適当に接することができないぶん、飼い主が犬についてよく勉強する、いい機会が得られるのでは。犬の気持ちをくんで接してあげることで、犬は安心して飼い主の懐に入ってくるだろう。
1対1の深い関係性を築けることは、柴犬ならではの大きなメリット。関係性がよくてもベタベタせず、飼い主に対してストーカー的にまとわりつくような犬も少ない。犬と適度な距離感でつき合いたい人にも向いている犬種だ。
愛犬をよく観察して接することは、どんな犬種に対しても必要だが、柴犬には特にその意識がいるようだ。
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監修:長谷川あや甫先生
Shi‐Ba vol.88『しつけのトレーナーが考える 柴犬論』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。