【男顔VS女顔】柴犬の美男美女の条件は?理想の顔のナゾに迫る!

人も男と女では顔の特徴が違うように、柴犬だってオスとメスとでは、その顔もかなり違ってくる。また、人に美男美女があるように、美オスとか美メスもいるようで……さて、じっくりそれを検証してみよう。
 

 

突然ですが、性別クイズ!

ずらりと並べた柴犬の顔。これでオスとメスの顔を見分けられるかな?

(A)
犬の男顔

(B)
犬の女顔

(c)
犬の女顔

(D)
犬の男顔

▼正解
(A)オス
(B)メス
(c)メス
(D)オス

 

柴犬「美男」の条件

犬の男顔

雰囲気でいえば“厳つい顔”をした犬が、男らしい顔の柴犬ってところだろう。しかし、そこに品位を感じさせるものもなくてはだめだ。

厳つくて怖そうだけど、よくよく見れば、その目の奥底には優しい光が宿っている。どことなく高貴な風情も感じられる。戦場では悪鬼のごとく殺戮を繰り返しながら、平時には和歌や茶の湯をたしなむ要素もある戦国時代の武将といった感じか。

さらに具体的な柴犬の「男らしい顔」を検証していけば、そこにはなかなか詳しい定義がある。

例えば、頭は大きく、重厚な感じであること目は力強さを表す直線と、品位をあらわす曲線のほどよいバランスにより構成されていること

また、犬の最大の武器である、力を表現するには最適のパーツなだけに、口吻はやや大きく太く存在感を誇示しているほうがよいのだとか。

しかし、よくよく考えてみればこの「男らしい顔」ってのも、人間の勝手な思い込みで考えられたもの。実際に柴犬たちが、どう思っているかなんてのは考慮されていない。

ひょっとしたら犬は犬たちで、まったく別の「男らしさ」を求めているのかもしれない。

極小チワワに異様な愛情をしめすメス柴もいるから、案外そういったこともあるかな?犬の考えていることは、やっぱりわからない。

 

柴犬「美女」の条件

犬の女顔

人間世界はもちろんのこと、日本犬の世界も男女同権の世界だ。そもそも犬という生き物は母系社会らしいので、同権意識は人間よりも太古の時代からあったのかもしれない。

例として、犬ゾリのレースでも先頭を走るリーダー犬には、メス犬が多いらしい。

最近では人間社会でも女性の企業トップや大臣があらわれるようになったけれど、犬社会ではそれよりもかなり進んでいたということ。

でも人間というのは、ついつい他の動物を擬人化して考えてしまう。人間の長年のパートナーである犬に対しては、その感情がもっとも強く出てしまうようだ。

実は結構力強いボス気質な犬社会のメスに対しても、人間の女性っぽい雰囲気を求めてしまっている。

例えば、一般的に「メス犬は、品位のなかに力がなければいけない」といわれている。

なんか、オス犬と似ている。オスの場合は「力のなかに、品位がなければいけない」だった。

「力」と「品位」の順番が逆になっただけじゃんと思うかもしれないが、この順序が結構重要だったりする。

男前の柴犬の顔は「強さのなかに優しさが宿る」ものだが、メス柴犬の美女の条件とはなんなのだろうかと考えてみれば、「優しさのなかに強さが宿る」もの。

つまり、パッと見にはあくまで柔らかく、優しく……古来から人間の男たちが求めた女性像。しかし、その内面には不屈の闘志というか、とにかくなにか力強いものが宿っていなくてはならない。

いうなれば、上品でおとなしい感じだけど、シンは強い大和撫子って感じ。日本人がメスの柴犬に求めたのは、典型的な理想の日本女性像だったわけだ。

では、具体的に「理想の大和撫子系な女顔の柴犬」ってのは、いったいどんな感じなのだろうか。細部から検証してみよう。

まずはアタマ。オスの場合は重厚な感じのやや大きめな頭が求められたけれど、メスの場合はこれとは逆にやや軽い感じが良しとされる。人間だって、最近は「小顔」が美人の条件とされている。柴犬の場合も、メスは頭や顔は、小さめの方がいいのだろう。

また、目はオスと同じく力強さを表現する直線と品位を表す、曲線で構成されるが、力よりも品位が優先されるメス犬なだけに、オスの目よりはやや曲線部分が多くなり、その分。柔らかく優美な感じがでてなくてはならないとか。

さらに、口吻もオスよりは細く小さく、攻撃の武器でもある口は目立たないように……でも、密かに牙は研いでいたりする。

人間の女にも、虫も殺さぬような優しい顔をしていながら、油断していると鋭い攻撃を加えてくる気の強い女性ってのはいる。メス犬と人間の女性はけっこう似ているようだ。

気をつけるべし、オス犬と人間の男性諸氏。その優しげな雰囲気に、騙されてはいけない。くれぐれも。

 
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Shi‐Ba vol.27『理想の顔のナゾに迫る!男顔VS女顔』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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