ヨダレまみれのオモチャなど、ペット用品を長時間洗濯しないでいると、細菌の温床になる。免疫力の低い乳児や高齢者がいる家庭では、ペット用品に付着した菌が人に日和見感染することもあるという。しかし、ペット用品をこまめに洗うことは大切であるが、「どうやって洗っていいかわからない」という飼い主の声も多い。そこで今回は、ペット用品の洗い方やお手入れ方法について、徹底的に解説!
日用品のお手入れ
トイレトレー、クレート、サークルなど日常的に使っているペット用品。清潔さを保つための簡単なお手入れ方法をレクチャー。
■用意するもの
・ウェットタイプのお掃除シート
犬の生活場所の汚れ除去、消臭、除菌に役立つ便利なアイテム。
■お手入れの仕方
オシッコやウンチの汚れ、ヨダレなどが付着しやすく、使い続けるうちにニオイも気になってくる。汚れやニオイを落とすだけでなく、除菌も行っておきたい。お掃除シートでトイレトレー、サークル、クレート全体を隅々まで拭く。日頃からこまめにお手入れをしておくと、清潔感をずっとキープできる。
食器・オモチャの洗い方
犬が直接口にする食器やオモチャは、日頃からこまめに洗うことが重要。台所用洗剤を使って、すっきりキレイに洗おう。素早く簡単にお手入れする方法や、清潔さをキープするための除菌の方法をレクチャー。
■用意するもの
・台所用洗剤
脂汚れを細かく分解し、水のよにサラサラと落とすナノ洗浄の台所用洗剤がオススメ。
・除菌スプレー
二度拭きいらずで、簡単に除菌。食品成分なので食器にかかっても安心。
▼ゴムオモチャ
ハブラシを使ってお手入れ
ゴムのオモチャは空気穴に水が入ると抜けにくくなるため、つけおきはNG。薄めた洗剤液を歯ブラシにつけて磨き、しっかりすすいで乾かして。
▼食器
1.洗剤液につけおきを!
食器についた油汚れは時間が経つほどに取れにくくなる。毎回、食事の後に洗うのが理想的だ。汚れたらすぐに洗うことを習慣にして、いつも清潔な食器をキープしよう。
食器のベタつきが気になる時は、たらいにぬるま湯を用意し、台所用洗剤を溶かして、しばらくつけおきすると◎。
2.洗剤をつけて洗う
衛生面を考慮して、スポンジは人用と共有せずに、犬専用のものを用意して。台所用洗剤をつけて、全体をこすり洗いする。
3.よくすすいで乾かす
全体をスポンジでまんべんなく洗ったら、水で丁寧にすすいで流す。すすぎ終わった後は、しっかりと乾かしておこう。
▼オヤツを詰めるオモチャ
オヤツを中に詰めることができる知育トイは、内側に汚れが溜まりやすくなる。歯ブラシや細ブラシを使って、中までしっかり洗っておこう。洗い終ったら、よくすすいで乾かすことも忘れずに!
1.洗剤液につけおきする
台所用洗剤を溶かしたぬるま湯にオモチャをつけおきする。30分くらい放置すると、内側に溜まった汚れが浮きあがってくる。
2.ブラシを使って内側を洗う
つけおきした際の洗剤液を歯ブラシにつけて、オモチャの内側や外側を洗う。小さい穴は急須用の細ブラシを使うと便利。仕上げにしっかりとすすいで、乾かせばOK。
お手入れ豆知識
素早く簡単にお手入れする方法や、清潔さをキープするための除菌の方法をレクチャー。普段からの心がけが大事。
・漂白剤で徹底的に除菌しよう
食器やオモチャは定期的に、塩素系の台所用漂白剤を薄めた液につけおきして除菌しよう。濃度は漂白剤の表記に従う。
・除菌スプレーで簡単お手入れ
ベタつきを手軽に解消するには、キッチン用除菌アルコールスプレーを吹きかけて、ティッシュペーパーでふき取る。
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