日常生活には『アブナイ』がいっぱい!? コーギーの身近にある危険な状況

愛犬と過ごしている中で、意外な場所でケガをしそうになったり、思いも寄らない危険に巻き込まれたことはないだろうか。コーギーはタフで体力もあり、比較的丈夫な犬種ではあるが、突発的な事故はいつだって起こりうる。日常生活で、起こりうる危険を知っておこう。

 

コーギーに起こり得る危険

■車に乗せる時は万が一を考えておく

コーギーの危険

愛犬を風にあててあげようと思って、走っている車の窓を開けていたら、犬が窓から飛び出したというケースがある。

普段平気と思っていても、何が起こるかわからない。万が一のことを考えて、安全対策を。

 
■犬は裸足で歩いていることを忘れないで

散歩から帰ったら、足拭きの際に、足裏に何かできていないか、ケガをしていないかなど、チェックすることを心がけよう。

散歩中によくありがちなのが、肉球のトラブル。トゲが刺さったという場合も多いが、割れたガラスや缶詰のフタをうっかり踏んでしまい大出血したというケースも少なくない。

海岸にもガラスは落ちているので気をつけよう。

 
■食いしん坊は拾い食いにも注意

コーギーの危険

コーギーは食いしん坊な犬が多いだけに、落ちている物をうっかり舐めたり食べたりして、中毒を起こすことはありがち。

犬の飼い主であればすでによく知っているチョコレートやネギ類などはもちろん、これらの食べ物以外でも危険な物はいろいろある。除草剤や殺虫剤は当然危険だが、人間用の薬でも特に風邪薬などは中毒を引き起こすといわれている。

家の中では犬の届く場所に置かないだけでなく、散歩中も拾い食いさせないよう、飼い主さんが注意することが大切。

 
■ヘアスプレーの刺激で目のトラブルに

前述しているように、中毒などを引き起こす殺虫剤や洗剤、人間の薬などは、犬の手の届かない場所に置いておくことで、誤飲・誤食の予防になる。

だが、つい、飼い主さんがうっかりしがちなのが、ヘアスプレーによる事故だ。ヘアスプレーが犬の目に入ってしまうと、それが刺激となって結膜炎や角膜炎を起こす原因にもなる。

ヘアスプレーを犬の近くでかけていて、犬の目に入ってしまい、こうしたトラブルが起こるケースもあるので注意が必要だ。

 
■扉の開け閉めの際には愛犬の位置に注意

コーギーの危険

シッポの長い犬は、飼い主さんがうっかり犬のシッポを扉で挟んでしまい、ケガや骨折するトラブルがある。

シッポがないコーギーはそういった心配はないが……。シッポだけではなく、愛犬が後ろから付いてきているのに気づかないまま、勢いよく扉を閉めて愛犬の体を挟むということもある。

玄関の扉を開けた途端、勢いよく外に飛び出して、事故に巻き込まれることもあるので、開け閉めの際は愛犬がどこにいるか注意しよう。

 
■ぺットホテルでケージを噛んでケガ

ペットホテル宿泊中にもトラブルは起こりうる。

例えば、普段からケージやキャリーに入るのが苦手な犬は、ペットホテルでケージに閉じ込められるのが大きなストレスになり、ずっとケージをかじっていることも。

コーギーは比較的少ないが、チワワなど小型犬では、かじっていて顎の骨を折ってしまう場合がある。ただし、コーギーでも歯周病を発症していれば、顎の骨がもろくなっていることもあるので、顎や歯を痛める可能性は考えられる。

 
■自転車にまつわるトラブルにも注意を

コーギーの危険

犬を自転車で伴走させていて、道を曲がる際に犬が自転車のタイヤに突っ込んでしまったという話がある。自転車が倒れてしまえば、犬だけでなく飼い主さんもケガをすることにもなりかねない。

コーギーは足が短く、その分、体高が低いので、伴走中にペダルにあたってしまう可能性も。

また、散歩中、狭い道などで向こうから来た自転車とすれ違う際に、もし相手がよそ見していれば自転車とぶつかってしまうこともある。

 
■雷などでパニックになりケガや事故を起こす場合も

大きな音が苦手という犬は多い。

雷の音でパニックを起こすというケースも。稲妻が地響きのように鳴り響く時などは気をつけてあげよう。

あまりの怖さでパニックを起こすと、その場から逃げ出そうとして窓ガラスを突き破ったり、2m近くある高さの塀をよじのぼって脱走したなどのケースがある。

また、今まで怖がらなかったのに突然怖がるようになったら、脳や神経に異常が出ている場合も考えられる。

 
■思わぬ理由で高所から落下の可能性も

コーギーの危険

猟犬などは、勢い良く獲物を追いかけている最中、崖から落ちてケガをすることがある。

活発で見境なく走っていってしまうような犬なら、何かを追いかけていて高い所から落ちることはあるかもしれない。

ゴルフの練習場で、他に誰もいなかったからと犬を自由にさせていたら、4階から犬が落ちたというケースもある。

不用意に犬を自由にさせるのは危険。

 
■猫などに襲われる場合もある

散歩中、建物の隙間から出てきた猫の親子と鉢合わせしてしまい、子猫を守ろうとする親猫に襲われてケガをすることも少なくない。

また外飼いの犬の場合は、タヌキの被害もある。「疥癬症に罹患しているタヌキが多いため、犬のゴハンを食べに来たり、犬小屋の中で寝たりすることで、犬が疥癬症になることも。

あとは意外と怖いのがミツバチ。集団で襲ってくる。黒っぽい色に反応すると言われているので、気をつけよう。

 
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コーギースタイル Vol.38『日常生活には危険がいっぱい!?すぐソコにあるキケン』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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