犬びより

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【柴犬の子犬】性格に合わせた散歩・遊び・社会化対策!

2018/08/10

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人間も子供によってさまざまな個性があるように、子犬たちにもいろいろなタイプが存在する。先天的な性格もあるが、きょうだい犬との関係も大きい。また、飼育環境によっても、性格に違いが出てくる。それぞれの個性に合ったしつけをしていくためには、まずはそのコがどんなタイプか知ることが大切。今回は子犬を4つのタイプに分けて考えてみた。今後のしつけの参考にしてみてほしい。

 

柴子犬の個性

やんちゃタイプ

好奇心旺盛でエネルギッシュ。楽観的な面をうまく伸ばしながら、飼い主主導のしつけを目指そう。

【遊び】とにかくエネルギッシュに
遊びが大好きで、初めてのものに対しても物怖じせずトライすることができる。一方、エンドレスに遊びを求めたり、テンションが上がりすぎて、攻撃的になる場合も。そんな時は怖がらずにすぐに遊びを終了させ「遊びは飼い主主導」ということを理解させることが大切だ。また、オモチャは基本的に出しっぱなしにせず、遊ぶ時間を決めることでトラブルを防げる。

【散歩】どんな場所でも平気
散歩デビューでも怖がらず、外の環境に慣れるのも早い傾向にある。散歩先で友達犬もたくさん出来るので、ドッグランなどでの楽しみも増える。ただし初めて出会う犬に対して、相手の様子をきちんと見ないで向かってしまいがちなので、噛まれるなどのトラブルが起こることも。必ず飼い主が確認して判断
しよう。

【対人・対犬】人見知り・犬見知りとは無縁
家族以外の人や犬でも喜んで関わることができる。今後上手な関わり方をしていくためにまずは、家族と「落ち着いて」遊べるようにしてくことが大切だ。飛びつき・要求吠え・じゃれ噛みなどの子犬にありがちな行動も、幼いからといって放置せず、「いけないこと」ときちんとルールを教えることで成犬になっても他人や他の犬と、円滑にコミュニケーションが取れるようになるはず。

 
ほがらかタイプ

程よいテンションで、家庭犬として理想的なタイプ。良い部分を伸ばしてあげたい。

【遊び】いろいろなオモチャを試そう
明るく、ポジティブな性格なので基本的には遊ぶことが好きだが、飽きっぽいので長時間同じことを繰り返して遊ぶオモチャなどは続かないコが多い。犬との楽しいコミュニケ―ションの時間だと思いロープやボールなど、様々な遊びを試してみて。

【散歩】いろいろなオモチャを試そう
運動や気分転換になるので、出かけるのは好きなコが多い。環境に慣れさせ、犬同士の社会性を育てるためにもワクチンが終わったタイミングでお散歩デビューをさせてあげたい。

【対人・対犬】得意分野を伸ばして
他人に対しては警戒するけれど、他の犬とのコミュニケーションは上手にできるというコもいる。得意分野で自信をつけさせたら、苦手分野にも徐々にトライして馴らしていこう。

 
おとなしいタイプ

過度に神経質でなく、物腰がやわらかい愛されタイプ。犬の気持ちに寄り添ってあげて。

【遊び】遊び方が分からず戸惑う子も
誘えば来るが積極的に遊ぼうとしない。しかし楽しさがわかっていない場合もあるので、ロープをちらつかせてみたり、動くものを見せるなど興味を引き出してあげて。遊びの幅を広げることで、犬生の楽しみも増える。

【散歩】オヤツで釣る手もある
柴犬は散歩好きなコが多いが、積極的でないコにはオヤツを使って好きにさせる手も。食いしん坊なら、散歩先でもらえると「お散歩=良いことがある」と学習して積極的に行くようになる。

【対人・対犬】合図で遊べるように
柔軟性があるので、早いうちから慣れさせると良い。ただし、犬に出会うと近くに来るまで待ち、来た途端飛び出すタイプは注意が必要。オスワリ・マテをさせてからアイコンタクト、「よし」の合図で遊ぶくせをつけてほしい。

 
引っ込み思案タイプ

警戒心が強く、家族以外の人や犬と関わるのが苦手。神経質な面に注意して対応することが大切だ。

【遊び】室内から始めてみよう
家の外では周りの犬や人、音が気になって遊べないが、家の中なら安心して遊べるコも多い。まずは室内や敷地内で家族とオモチャで楽しもう。

【散歩】とりあえず行く
散歩は嫌いではないが、行かなくても構わないというタイプ。排泄さえ済ませてしまえば、すぐに帰宅してしまうコも。新しい散歩コースなど環境が変わることを怖がるようであれば、最初は抱っこをして歩くなど徐々に慣れさせてみよう。子犬のうちは、さまざまなことを克服できる時期なので、諦めず積極的に出かけてみて。

【対人・対犬】距離の縮め方は少しずつ
人や犬が自分に向かって来るのが苦手。他人が家に上がる場合は、まずは犬の存在を無視してもらい「危害を加えない人が同じ空間にいる」ことに慣れさせよう。場数をこなすうちに自信がつくはず。

 

これを知ればもっといい子に!

それぞれの良い部分を伸ばしながら、注意するポイントを見てみよう!

やんちゃタイプ

自己コントロールが目標
フレンドリーでポジティブな点は伸ばしてあげたいところ。一方、飼い主への要求が強くなりがちなので、落ち着いている時だけ犬のしたいことに応えてあげるといった、飼い主主導のしつけが必要だ。

 
ほがらかタイプ・おとなしいタイプ

ほめて育てよう
このまま育つのが理想的だが、子犬の場合何が良い行動なのか、悪い行動なのかわからずにしていることも。良い部分を伸ばしてあげるために、他の犬と仲良くできた時など「偉いね」ときちんとほめてあげよう。

 
引っ込み思案タイプ

スルーする力をつけよう!
怖がったり、緊張した時に吠えて解決するクセをつけてしまうとトラブルの元に。シャイな性格を受け止めてあげながら、少しずつで良いので様々な経験をさせ「大丈夫なこと」を増やしていこう。

 

柴子犬の育て方のコツ

・子犬の気質を知れば柴犬との今後の暮らしがもっと楽しくなる
柴犬らしさの基準を知ることで「ウチのコのこの部分、とっても柴犬気質!」と成長を見守られるのも楽しみ方の1つ。

 
・子犬をよく観察することで、体調管理や事故を防ぐことができる
子犬の時期は、体がまだ未発達のために環境の変化による体調悪化がみられることも。また、好奇心旺盛でケガやトラブルも起こりがち。健康状態をよく観察しながら、子犬の習性を考えた環境づくりをしよう。

 
・そのコ、そのコの良い部分をしっかりほめてあげよう!
柔軟性のある子犬の時期が、しつけのゴールデン・タイム。まずはそのコの性格を見極めることからスタートしてみて。個性にあった対処方法と、「ほめて育てる」やり方で、しつけは上手くいく!

 

長い目で見て育てよう

知れば知るほど深い子犬ワールド、いかがだっただろうか? 子犬の時は常に健康に注意しなくてはいけなかったり、しつけを一から丁寧に教えなくてはいけなかったりと、手がかかって大変な時期だ。けれど、その時だけの姿やかわいい仕草が見られる貴重で楽しい時間でもある。

しかし、成長すると外見も渋みが出てきて、落ち着いてのんびりした時間を楽しむことが出来るし、安心してアウトドアにも連れ出すことができるなど、成犬ならではの魅力もたくさんある。柴犬の平均寿命は12~15歳と言われるので、愛犬との暮らしは成犬になってからが、むしろ本番。

子犬との生活で「しつけがなかなか定着しない」「衛生的にしているのに下痢になるのはなぜ?」と不安になる時もあるかもしれないけれど、そんな時は専門家のアドバイスを元に、長い目で見て考え、愛犬の最高のパートナーになっていこう!

関連記事:柴犬っぽさって何?子犬の気質・健康チェックで見るべきポイント
 
Shi‐Ba vol.96『3人の専門家が伝道師!? 教えて子犬先生~!』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。