【STOP!意見相違!】家族の方向性統一が“プードル生活”幸せのカギ!

日々の暮らしの中で、愛犬の衣食住に関する考え方や接し方など、アレ!? 家族みんながそれぞれバラバラ……。なんてことに気が付いたら、早速、見直し、統一を図りましょう!
 

 

ありがち相違

プードルの幸せ

日常生活の中でどの家庭でも起こりやすい家族間の意見の相違とその対処法を解説!

 
【しつけ】困った行動に発展させないために
トイレトレーニングや散歩の仕方など初期の段階できちんとしつけを実行したい。可愛いからこのままでOKと自己判断で犬と接触するなど、家族間で足並みが揃わないとしつけは上達しない。しつけは家族間で統一することが大切。

 
【ゴハン】家族で協力し合い、情報を共有する
フード・メーカーはどこにするか、手作りにするか、与える時間などで意見が食い違うことがある。手作りにするのならば、みんなで分担して協力し合おう。また、要求吠えを予防するために与える時間をパターン化しないようにしよう。

 
【散歩】安全で快適な散歩をするために
リードの長さ、歩き方、散歩に行くタイミングや歩行時間、コースなどで相違が見られる。意見統一が難しい場合は、しつけ教室などで正しい散歩の仕方を習得するといい。散歩コースは家族間で共有しておくと安心。

 
【接し方】楽しいのは愛犬ではなく家族?
男性や子供はプロレスごっこのように激しい遊びや靴下の脱がせ遊びなどを面白がり、それを止めさせたいと思う女性陣。甘噛み癖や奪い取る達成感を助長してしまうため、困った行動に発展しないよう、しっかりと遊び方のルールを決めることが大切。

 
【ヘアスタイル】子犬の頃はルックスは後回し!
毛を長くする、短くするという意見で対立。子犬の頃はしつけがしやすいように短めにカットするのがおすすめ。特に足先、お尻まわりなどは短くカットしておくといい。ブラッシングがスムーズにできるようになれば、長めのヘアスタイルでもOK。

 
【部屋】管理しやすい場所がイチバン!
愛犬のクレートやトイレトレーの置き場所問題は意外と多いのが実状。人目に付きやすい場所に置くのを躊躇せずに、安全面はもちろん、しつけをする上でも家族が集まるリビングなど目の届く場所に置くことがおすすめ。

 
【グッズ】無駄使いには注意しよう!
新製品やオモチャ、洋服などやたら買いすぎて、家族にチクリと釘をさされることもある。思わず買いたくなってしまう気持ちも分かるが、本当に必要かどうかを見極めたり、時には我慢することも忘れないで。

 
【寝床】安息の場所を提供してあげて!
愛犬の寝床はどうするか、ベッド、クレートで意見が割れることがある。クレートは犬にとって安息の場所であり、移動手段としても重宝するのでまず使えるようにしてから、お昼寝用としてベッドを用意するといい。また、一緒に寝るのは、子犬の頃は安全面、しつけ面からも避けた方が無難。

 

幸せのカギ

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■愛犬の行動を把握する
散歩時間、コース、食事時間、食事量、トイレの回数など家族間で情報共有するために記録用として、家族全員が愛犬日記を書く習慣をつけておくと役に立つ。

 
■週1、または月1で愛犬会議を開こう
愛犬の食事、散歩、運動、健康面などで気になることや、共有しておきたいこと、家族間でそれぞれの意見や提案など、様々なことを話し合う機会を設けよう。そうすることで共通の認識や考え方の違いなどが確認でき、トラブルを防ぐことができる。

 
■気遣いで危険を避ける
中途半端に開いているドアは挟まれたりする危険性がある。安心、安全のためにドアはフックで留めて突然閉まらないように開けておくか、きちんと閉めるように徹底しよう。

 
■無意味に興奮させない工夫
家からの様子が丸見えだと犬が落ち着かず、吠え癖を助長する可能性がある。窓にフィルムを貼ったり、カーテンを引いて、外が見えないようにしよう。愛犬の居場所も窓際は避けること。

 
■一日分のオヤツのタッパーを用意しよう
オヤツの与えすぎは体重増加につながり、健康に良くない上に、しつけのためにも悪影響。オヤツのパッケージに明記されている量を目安に微調整して、1日分のオヤツを小さなタッパーなどに入れて、家族間で共有すれば与えすぎの心配がなくなる。

 

愛犬の幸せのために家族間の相違をゼロに!

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夫婦間や、未婚の娘とその親など、大人の親子の間で意見が食い違うことが多い。決めつけたり、押し付けあったり、勝手に強行したり、否定したりすると事態は悪化してしまう。お互いに歩み寄って着地ポイントを見つけるために家族間でよく話し合うことが重要だ。

どうしても解決できないようなら、専門家に委ねることも必要。解決に至らず、家族間でギクシャクしたり、大げんかしたりすると、犬は自分のことで揉めていることを察知して、混乱するようだ。

犬はとてもデリケートストレスがかかり、問題行動を引き起こしたり、体調を崩す事態になりかねない。特におとなしくて、我慢をしてしまうタイプの犬は要注意。

しつけは吠え癖や噛み癖など困った動を予防するために必要最低限のルールとマナーをマスターすること。将来にわたって、愛犬も飼い主も、他人に迷惑をかけずに人間社会の中で平和に暮らすために、子犬の頃から手間ひまをかけて育てることが大切なのだ。

かわいいから、小型犬だから……などと見逃さずに、家族間でよく話し合い、正しい方向に意見を合致させることこそが愛犬の幸せにつながる
 
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プードルスタイル vol.18『方向性統一が“プードル生活”幸せのカギ STOP!!家族間の意見相違』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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