犬びより

【愛犬は自宅警備員!】留守番する犬の気持ち、トラブル対処方法は?

2019/05/25

普通の家庭で飼われたからには「留守番」って犬の宿命みたいなものだと思う。しかし、留守番については飼い主的にも犬的にも、いろいろと考えるところや問題があるみたいだ……。
 

 

気になる犬の留守番Q&A

犬の留守番
『ヘルメットです、一応……』

Q.同居動物がいたり、多頭飼いしていた方が寂しくない?
1匹目の犬が留守番のしつけがうまくいってる場合、後から来た犬はそれを真似て問題なく留守番できるようになることも。しかし、先住犬が留守番のしつけがうまくいっていないなら……問題は倍に。2匹目も留守番のできない犬になってしまう可能性大。「寂しいだろうから」と安易に新しい犬を飼うのは考えものだ。

 
Q.休日の外出も仕事の日のようにおとなしく留守番してもらうには?
仕事の時は留守番させてもしょうがないと、飼い主も割り切ってる。しかし、休日に犬を残して遊びに出かけるのは……と、アナタの罪悪感を犬は過敏に察知してるのかも。「連れてけ~!」と要求する犬も多い。罪悪感を捨て「出かけてくるから、そっちはそっちで楽しんでね」といった具合に、お互い割り切って暮らすことで解決する場合も。

 
Q.シニアと子犬や、オスとメスの留守番得意度に差はあるのか?
性別の差はないが、経験値の差はある。歳をとって留守番を幾度も経験した犬は、対処法も心得ている。留守番も同様。飼い主の帰りが少々遅れても「今日はちょっと遅いな……」ってな程度に、さほど不安にも感じないだろう。ただし、留守番を経験させていない場合は逆。歳をとってから新しい経験をさせるのは、かなりストレスになる。

 

犬の留守番トラブル

犬の留守番

■夏の「日差し」に要注意!!
外飼いの場合、犬小屋の設置場所に注意したい。日陰があり、風通しのよい場所を選んであげよう。長時間の留守番を想定して、1日の間に犬小屋周辺の日陰がどのよう動くかを把握しておくこと。出かける時に日陰があっても、帰宅時には日陰がなくなってることもある。夏の灼熱は犬の命にかかわるほどに危険だ。

 
■リードは「命綱」にも危険な物にもなる
外飼いの場合、留守中に離れて迷子になっては大変。リードがロープ製だと、犬が食い千切ってしまう可能性も大。時間をかけて根気よくやれば、犬の牙なら不可能ではない。経年劣化して千切れやすくなっている場合もある。さらに、犬小屋の設置場所に段差があると、犬がそこに落ちてリードが首吊りロープになってしまう危険も。

 
■「エアコン」は万能の利器ではない!!
室内飼いの場合、夏場にエアコンをかけて出かける人は多いはず。これで室内はずっと涼しいから犬も快適なはず……だが、エアコンも万能ではない。落雷によって長時間停電するのも珍しいことではない。閉め切った室内は短時間で蒸し風呂状態になり、これは、犬にとってはかなり危険な状況だ。

 
■「サークル」が凶器になることもある
サークルの中に入れて留守番させれば、家具をかじられたりいたずらされることもなく、危険も少なくなるはず……だが、時にはそのサークルが凶器になることも。サークルをかじって遊んでる間に、柵に牙が引っかかって外れなくなり、犬がパニックになってしまったという事故の報告例もある。

 
■留守中に犬が他人を噛む可能性も
犬の留守番
家族が留守だとわかれば、外飼いの犬にいたずらする悪い人間もいる。また、夜中に酔っぱらいがちょっかい出すことも……。恐怖にかられた犬が噛みついて事故が起こる可能性もある。この場合、リードが長くて犬の顔が公道まで届くようだと「道路まで出て来て噛んだ犬が悪い」なんてことにもなりかねない。

 
■屋外も室内も「水」が必須!
生き物は水がなければ生きられない。特に夏場は、長時間留守にしている時に水がなくなったら、大げさではなく犬の命が危険になったりもする。水を入れた器を倒してしまう場合もあるので、これも設置場所には注意が必要だ。対処方法を確認して、命の水を守るのだ!

 
■「オモチャ」を与えるのも考えもの
留守中に退屈だろうからと、オモチャを与える人は多い。しかし、人が見ている時ならば問題のないオモチャも、犬だけで留守番している時には誤飲などの危険もあり。タイクツでついオモチャで遊ぶことに熱中していると、普段は決して壊すことのないオモチャも、破壊して飲み込んでしまう可能性が考えられる。

 
■「地震」は予期せぬ時にやってくる
震度4もあれば、本棚の本が落下するなどのトラブルも考えられる。犬のサークルの周囲に落下するモノがあれば、留守中に地震が起こったりするとかなり危険だ。注意しよう。
 
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よりよい留守番を目指すには?

犬の留守番

■環境は?
→【室内】室内でも水には要注意
犬の届く場所に危険なモノ、いたずらされて困るモノは置かない。これが鉄則。また、水がなくなると、夏場は室内でもツライ。足で引っかけて倒れない器を選ぼう。また、用心のために予備の器にも水を入れておくこと。倒される心配のない押上げ式ボトルもオススメ。

→【外】暑さ対策の工夫が必要
外飼い犬の場合、日陰の有無と水はさらに注意すべし。屋外であれば、倒される心配のないよう、大きなバケツに予備の水を入れて犬の届く場所に置くというのも一考。酷暑期にはペットボトルを凍らせて犬小屋に入れてやるとか、暑さ対策の工夫も欲しい。
 
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■留守番前は?
→疲れるくらいたっぷり遊ばせる
お出かけ前、たっぷり遊んであげて犬が「もう満足、いってらっしゃ~い」って気分にもっていくこと。犬の満足度が高ければ、いたずらなどの頻度は低くなるはず。

 
■普段の接し方は?
→放置プレイが吉と出る!?
いつも一緒にいるのが当たり前とか飼い主への依存度が高い犬は、留守番させると問題が起こりやすい。日頃から1匹で過ごす時間をつくり、犬にひとり遊びを覚えさせ独立心を育んでおこう。

 
■守番のお供は?
→新しいオモチャは与えるべからず
留守中に退屈だろうからと、安易に新しいオモチャを与えるのはダメ。まずは一緒にいる時に犬に与えてみて、破壊しないかどうか確かめること。誤飲の危険性もかなり低くなるはずだ。

 
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Shi‐Ba vol.75『愛犬の職業は自宅警備員!? 留守番犬の働きぶりはいかに……!』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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