犬びより

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そうめん、すいか、アイスetc…夏の食事の注意と柴犬用かき氷レシピ!

2018/07/01

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暑くて食欲が落ちたり、イベントごとで食べて夏太りしたり…。夏は食欲が安定しない時期。体調維持のためにも健全な食事はとても大事なのです。
 

夏の食事の注意

そうめん
めんつゆのついていないそうめんを2~3本食べたからと言って問題はありませんが、犬は飲み込む食性であるため、あまり消化の良い食べ物とはいえません。

お祭り食材
どれも少し食べたからと言ってすぐに体調に関係するわけではありませんが、お祭り食材は基本的に味付けが濃いので与えないようにしましょう。

バーベキュー
肉、魚、野菜などの食材自体を味をつけずに調理したものであれば量を守れば犬にも与えることができます。ただし、食べなれないものをたくさん与えれば下痢など消化器症状の原因に。バーベキューソースにはたまねぎなど犬にはよくない食材が入っていることもあるのでソースをなめさせないようにしましょう。串ごとのむ込む危険性があることも忘れずに。

アイス

アイスは、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」と、乳脂肪分や成分の違いで分類されています。アイスクリームが栄養的には最もすぐれカロリーも高いのが特徴。ラクトアイスは乳脂肪ではなく植物性脂肪から作られ、食品添加物も入っているので、与えたい場合は「アイスクリーム」を「少量」にしましょう。

すいか
すいかは夏の水分補給に適した果物です。ただしメロンにアレルギーがある場合、交差高原性が高いとされています。その場合はセロリやバナナ、さらにはキウイ、りんご、キュウリ、パセリも注意が必要です。与える場合は、少量与えて問題がなければ量を少し増やすなど気をつけましょう。

豆類
えだ豆などの豆類やとうもろこしは食物繊維が多く、腸内で発酵しやすいので、愛犬がよく食べるからと言ってたくさん与えると腸にガスがたまったり、軟便や下痢などの原因に。基本的に犬は飲み込む食性なため、豆やトウモロコシはすりつぶしたりしないとそのまま出てくるため栄養的メリットはありません。

カキ氷
アイスで売られているカキ氷や市販のシロップには様々な食品添加物が入っているので与えないようにしましょう。
この記事で紹介する手作りの犬用カキ氷は固く大きな氷で歯を欠いたりする心配もなく、老犬でも食べられるので、散歩から帰った熱い体にはいいでしょう。

 

柴犬だってかき氷が食べたい!

人間がかき氷を食べていると欲しがりますよね、柴犬さん。でもあげるのはちょっとね……。そんなわけで、柴犬さん用のかき氷を作ってみました!

ヨーグルトアイス氷

約40kcal
<材料>
プレーンヨーグルト15g
メープルシロップ小さじ1
すいか30g
<作り方>
1.プレーンヨーグルトにメープルシロップと水(分量外・大さじ2)を加えてよく混ぜあわせ、容器に移して冷凍庫で固める。
2.すいかは種を取り除き、食べやすい大きさに切り分ける。
3.氷に1と2をのせる。
<ワンポイント>
すいかは水分が豊富で、かつビタミンやミネラルが含まれるので夏の水分補給を目的としたオヤツにぴったりです。種はそのまま出てくるので必ず取り除いてあげてください。メープルシロップにはビタミンやミネラルも含まれるため、ヨーグルトアイスもまた夏の栄養補給に利用できます。

バナナチーズ氷

約50kcal
<材料> 
バナナ(皮むき) 25g
クリームチーズ 5g
プレーンヨーグルト 15g
<作り方>
1.クリームチーズとプレーンヨーグルトをよく混ぜ合わせる。
2.バナナを6枚程度にスライスする。
3.2を氷にのせ、1をかける。
<ワンポイント>
バナナにはエネルギーになりやすい糖質の他、タンパク質やビタミン、腸内環境を整える働きのある食物繊維が含まれるので、愛犬のオヤツに利用できます。ただし、すいか、バナナ、メロンにアレルギーがある場合は与えないでください。

レバー白玉氷

約50kcal
<材料> 
白玉粉10g
カボチャ(生、皮つき)15g
茹で鶏レバー5g
<作り方>
1.カボチャを柔らかくなるまで煮て、皮を取り除く。
2.ボールに入れた白玉粉を指先ですり合わせて粉状にする。
3.2に1.を加え、水(分量外?)を少しずつ混ぜながら耳たぶくらいのかたさくらいにまとめて、6等分にする。
4.3をそれぞれ丸めてから平らに成型し、熱湯に入れ、浮かびあがったら冷水に入れる。
5.茹でレバーのみじん切りと4の白玉団子を氷にのせる。
<ワンポイント>
レバーにはエネルギーを作るために重要なビタミンB群を豊富に含みます。少量で充分な働きがあるので与えすぎに注意。また、白玉粉は愛犬のどを通る大きさに作りましょう。カボチャの皮には腸を刺激する食物繊維が多いのでここでは使用しません。

ごちそう氷

約30kcal
<材料> 
キャベツ(生)5g
にんじん(生)5g
鶏ささみ(生)15g
粉ゼラチン3g
<作り方>
1.鶏ささみを中に火が通るまで茹でる。
2.1の茹で汁75cc(足りない場合は湯を足す)で粉ゼラチンを溶いておく。
3.キャベツとにんじんはさっと茹で、キャベツはみじん切り、にんじんはすり下ろす。
4.2に3を加え、容器に流して冷蔵庫で固める。
5.4と1をそれぞれ適当な大きさにに切り分け、氷のせる。
<ワンポイント>
にんじんは生のままだと、キャベツに含まれる、抵抗力をサポートするビタミンCを破壊する酵素を含むため、さっと茹でてからすり下ろしましょう。ゼラチンは体温で溶けるので飲み込む食性のワンちゃんにも安心です。

あずきミルク氷

約45kcal
<材料> 
こしあん15g
牛乳30cc
青汁の粉少々
<作り方>
1.牛乳に青汁の粉を混ぜる。
2.こしあんを肉球型にする。
3.1を氷にかけ、2をのせる。
<ワンポイント>
あずきには利尿効果がありますが、食物繊維が多く食べすぎはお腹がゆるくなることがあるので、ここではこしあんを利用しています。理想は自家製あんこですが、少量であれば市販のあんこでも大丈夫。ただし、砂糖や水あめが入っているのでくれぐれも少量で。

 

夏の食材は食事の10%以内に


 
夏は冬よりも必要なエネルギー量が10 %程度低下するのが普通です。冬よりも食べないことを不安に思い、あれこれ与えると夏太りの原因となります。脂肪は体内で炭水化物やタンパク質の2倍以上の熱を作るため夏は低くても大丈夫なのです。手作り食は調整可能ですが、ドッグフードの場合は、愛犬の体調や食欲に応じて夏は低脂肪、冬は高脂肪などの使い分けも可能です。

犬は人よりも食事の変化に順応性がないので食事全体をかえるのはNG。いつもの食事の一部(10%程度)に夏食材を取り込み、夏の果物であるスイカや梨をオヤツに、夏野菜のトマトやキュウリ。アジやスズキ、タイなどの夏の魚を食事に加えてみるとよいでしょう。季節の食材にはその季節の体調をサポートする栄養素が含まれています。

病気ではないのに食欲がない時は、鶏肉と野菜で煮込んだスープをさましたものを少しずつ与え、食べる気になったら、鶏肉、カテージチーズなど消化のよい食べ物を少しずつ与えましょう。食材としてはエネルギーを作るのに必要なビタミンB群を多く含む豚肉などが夏のたんぱく質源としては適していますが、与える前に、食前の水の飲みすぎなど問題点を取り除くことも重要です。お腹の調子が悪い時は、一度にたくさん食べさせたり、野菜や果物を与えるのは逆効果。まずはお腹を休ませてから、いつもの食事の1/3をふやかして与えるなどして徐々にお腹を戻してあげましょう。
 
 
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Shi‐Ba vol.66『虫とり、流しそうめん、すいか割り、柴犬音頭、水遊びetc… 柴犬さんと夏遊び!』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。