【柴犬のおまわりさん】日本犬には警察犬としての適性はあるのか?

世のため、人のため、働く犬といえば警察犬。証拠品のニオイから犯人追跡、犯人襲撃!テレビで活躍する犬は、なんだか強そうだけど、まっすぐな気質の柴犬だって、結構、素質あると思うんだけど。どうなのかな?
 

 

警察犬の適性とは?

警察犬の適性

■警察犬適性テスト

チェックが多ければ警察犬としての適性アリだ。

1.ボール遊びはずっと飽きない
2.新しいコマンドの覚えがいい
3.性格が素直
4.リーダーがいれば動じない
5.マテ!と言われればずーっと待てる
6.嫌なことはすぐに忘れる
7.根性はある方だ
8.ビビりではない

 
■行動力があり、動じない図太さも必要

追跡調査には同じことを長時間やっても飽きない根気の良さや、粘り強さも必要。そのため1、5、7にチェックが入るといい。

また号令をかける訓練士には絶対服従なので、2、3の柔軟さや素直さも必須。

さらに犯罪シーンでは、犯人に立ち向う際、決してひるんではならない。また以前嫌な目にあってトラウマもあっても克服しなくてはならないので、4、6、8といった部分も必要になりそうだ。

 

家庭でも使える!主な服従訓練

1.紐有・紐無脚側行進
警察犬の適性

リードありと、なしで、速度が変わっても指導者の脚の側を離れずに歩くテスト。散歩の時、同じ速さで歩く訓練にもなる。ただしリードなしの訓練は室内で。

 
2.停座及び招呼
警察犬の適性

つまりオスワリとオイデのこと。指導者が先に歩いていても命令があるまで座って待つ。その後、オイデと呼ばれたら素直に行く。

 
3.伏臥及び招呼
警察犬の適性

2のオスワリがフセに変わっただけだが、フセは後ろ脚を崩すようないわゆる「オカマ座り」になるのはテストでは減点となる。

関連記事: 惜しいオテ、オスワリ……愛犬の『まぁいいか』を完璧にする!【しつけ編】

 
4.立止
警察犬の適性

立ったままマテをかける訓練。テストでは終始や途中に、脚側行進や停座をはさんだりする。犬はオスワリしがちなので意外に難しい。

 
5.休止
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お尻の部分が崩れる、いわゆる「オカマ風のフセの姿勢」で指導主が姿を消してもそのまま待ち続けること。

 
6.物品持来
投げられたものを持ってくるテスト。持ってきたものは素直に渡さないといけない(下で詳しいやり方を説明)。

 
7.障害飛越
ハードルのような障害物を、停座から走らせ、号令に合わせて飛び越えさせるテスト(下で詳しいやり方を説明)。

 
8.休止時の銃声テスト及び対人態度等
休止している犬の10m先で発砲し、音響に対する態度を確認するテスト。

 

警察犬模擬テストにチャレンジ!

物品持来
【やり方】試験では7m先に木のダンベルのようなゴッツイものを投げ、それを取ってきてもらい、停座して審査員に渡す。家庭ではプラスチック型の重さ約100g程度のダンベルを使用しよう。

 
障害飛越
【やり方】試験では80㎝ないし、体高の1.2倍の高さの木板のハードルのようなものを飛び越える。家庭では、段ボールでハードルを作成。初めて飛ぶという愛犬の安全面を考慮し、壁の部分に脚がひっかかっても倒れるような仕組みにし、高さを約30㎝と、低めに設定する。

 
臭気選別
【やり方】試験では、穴が開いた台の5ヶ所ににおいのついた布を挿入。その中から嗅がせた布と同じにおいの布を探し当てる。

 

存在自体が平和を守る?

警察犬の適性

正義感ある顔立ち、一本気な性格から、日本犬はおまわりさんになれるかもっ! と思い、始まったこの企画。一般的に警察犬というと、ラブラドール・レトリーバーや、ジャーマンシェパードなどの大きくて強そうな犬たち(例外的にチワワの嘱託犬がいるが)。

日本犬は、イメージこそは実直なおまわりさんそのものだけど、それらの警察犬たちと比べると、やはり迫力に欠けてしまうのかもしれない。

しかし、飼い主さんたちは、自分の犬が強そうでなくても「この子が側にいるから安心だ」という表情をみせる。誇らしげでもあるその表情は、まるで用心棒を携えたようだ。

そういえば、近所に交番があるだけで犯罪率は下がるという。空き巣だって柴犬を飼っていない家より、飼っている家の方が入りにくいに決まっている。腹の中では食べ物のことを考えていたとしても、キリリとした表情の柴犬は、犯罪を許してくれそうもない。そんな柴犬の存在は、犯罪の抑止力となるはずだ。

ひょっとしたら私たちが気付いてないだけで、家庭内や地域の犯罪も未然に防いでくれているのかもしれない柴犬のおまわりさん。オヤツ(賄賂?)にはフラフラしそうだし、迷子の子猫ちゃんにネコパンチされそうだし、気が付くとオヤツ泥棒をしているけれど、これからも頼りにしているからね。ホントだよ。

 
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Shi‐Ba vol.59『日本犬に警察の適性は? 柴犬のおまわりさん』より抜粋
※掲載されている写真はすべてイメージです。

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